考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

オーストラリア戦と「さばき」

2006-06-13 22:23:06 | スポーツ全般

昨日の高揚感が嘘のように・・・
消沈の一日となりました。

昨日のサッカーの試合の内容については、みなさんがいろいろ書かれていますので、今日は遠慮しておきます。でも、4年に一度のイベントなので、何も書かないのはもったいないので、ボクの心理状態でも書いておきます。

試合の開始は日本時間で夜10時。
ブログを9時に書き終えて、落ち着かない気分を静めるように近所のコンビニへ。求めるのは・・・アルコールに弱いボクはビールではなく、アイス。パリパリモナカ。
幸運にも(そのときはそう思いました。)何とそこで偶然に出会ったのが高原。と言っても、もちろんドイツのグラウンドに立つ高原選手であるはずもなく、ボクの同期の高原くんでした。これは「高原ゴール」が見られるな!と下手なギャンブラーの典型的な思い込みで、さらにテンションが高まったのでした。
それから急いで風呂に入り、テレビの前にスタンバイ。アイス、パリパリ。
あとは・・・気になったのは中村俊輔選手の赤いスパイク。前哨戦のドイツ戦のときから、なぜかそこに目がいくんですよね。ドイツ戦では、前半は赤、後半は青で、後半は日本の攻撃陣も好調、良い流れでゴールが生まれていました。と言うことで、青かな?と予想していたら、赤。しかも後半も赤でした・・・ボクが占い師だったら、「青」にしなさいと言いたいですね(笑)。
日本のゴール前のピンチが多くて、何度も「ひぇ~」と声が出てしまう90分でした。

試合後も、岡ちゃん(ジャージ姿が見たかった!)といつの間にかジュビロの監督を辞任していた山本さんの「つぶやき」を呆然と・・・その後、気力を振り絞って布団へ。

みなさん、ハローです。ホディです。

次は日曜。クロアチア戦ですね。
ボクらはWBCの奇跡の記憶も残っていますし、「マイアミの奇跡」も忘れてはいけません。「マイアミの奇跡」とはもちろん、1996年・アトランタオリンピックで日本代表がブラジル代表を破ったことですけど。その奇跡自体も大切ですけど、実はその奇跡があったにもかかわらず、日本は2勝1敗で3チームが並んだ予選リーグを3位で敗退してしまっているんです。つまり、リーグ戦は一戦だけで勝敗が決まるわけではない。最後に2位以内に入るかどうかが勝負なんですよね。
と、自分に言い聞かせつつも、勝敗だけじゃないよな・・・とも思っています。弱気でスミマセン。
とにかく、選手のみなさんには、がんばって欲しいですね!

さて、今日気になっているニュースは、サッカーの影で酷いことになっている我らがジャイアンツ関連。日曜日のマリーンズ戦の李選手、幻のホームラン事件です。
どうやら「ベース踏み忘れ容疑者」の小関選手は冤罪、ベースを踏んでいたようですね。
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200606/bt2006061301.html
そうは言っても、判定は判定。真実はどうであれ、事実はその場でのジャッジがすべてです。あらぬ濡れ衣を小関選手に着せてしまったジャイアンツベンチとしては、怒りをぶつける先がそこにしかないのは事実ですけど、どうにもなりませんよね。

でもボクが思うのは、言いたくないですけど、やはり審判の姿勢。
そこでベースの踏み忘れを裁く必要があったのか?と疑問を感じます。
確かにルールはルール。でも、そこには本来、審判が裁くべき「選手のプレー」があったとはボクは思いません。実質的には「ボールデッド」となっていたわけですから。
ジャイアンツファンだからかも知れませんけど、これは実に残念。

また、ワールドカップでも、俊輔選手のゴールなど判定がいろいろ物議を醸しています。いつものことのような気もしますけど、判定にはいろいろな批判がありますよね。テレビの前からは、いろいろ言えます。でも、選手のプレーと同様にジャッジも「生き物」です。審判に見えたように、ジャッジするしかありません。
審判も自信を持ってジャッジしていただくしかないですよね。

それだけに、試合中に「誤審を認めた」のだとすれば、これは残念ですね。
俊輔選手のゴールについて、オーストラリア戦の試合中にエッサム・アブデルファタ主審がGKのシュウォーツァー選手に「自分の間違いだ。申し訳ない」と言ったと一部で報道されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000102-yom-spo&kz=spo
一方に「申し訳ない」という心理では公平なジャッジができない、と言うのも極端な論理かもしれませんけど、実際はどうだったんでしょう。これは本人にしか分かりません。

勢いで余計なことまで言いますけど、昨日の試合の審判で、ボクがちょっとどうかな?と感じているのは、イエローカードの多さ。こんなものですかね?
カードでは選手を裁きます。
そのジャッジももちろん審判の「目」に任されているわけですけど、主に選手の悪意を判定するだけに実際は「心の目」に任されてる権力です。効果的な活用をお願いしたいものです。

スポーツの審判もそうですけど、最近大活躍(?)の検察、そして警察、さらに言えばマスコミ、もちろんボクらも・・・いろいろな「さばき」をしています。
たまには「どうかな?」と振り返るのも大切ですよね。


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