あめちゃんへ・・・の巻

寂しくてたまりません。

前日まであんなに元気だったあめちゃんが次の日死んじゃうなんて心の整理がつきません。

しゃあやワカメは僕達以外の人間にはなつかなかったけどあめちゃんは初めて訪れた客人にも自ら近づいて行って頭ナデナデしてもらってた。

野良出身のくせにあんなに人なつっこい猫はあめちゃんしかいないよ。

だからあめちゃんにはいっぱいファンがいてヤマヨシ青果の看板猫だった。

もう少しすればさくらんぼが始まってあめちゃん目当ての客人がたくさん来てくれたのに。

あの夜、何があったんだよ。

ネズミやモグラの捕獲では全然しゃあに敵わなかったけどヤマヨシ青果の広報としては最高だった。

あめちゃんがいない直売所なんて寂しくて仕方ないよ。



今日もあめちゃんが埋まってるお墓の前で泣きました。

ここに来ればいくらでも泣けます。



残されたしゃあも寂しそうです。

あめちゃんと違って触られる事が嫌いなしゃあが珍しく僕の指をペロペロしてきました。

４年も一緒にいたあめちゃんが急にいなくなって戸惑っているみたいです。

ここだけの話だけどしゃあはワカメとは相性悪い。

あめちゃんはどっちとも相性良かったから間に入ってバランスとってたよね。

これからどうすればいいんですか。

僕はあめちゃんがいなくなった事実をいまだ受け止められてないです。

いくらでも泣けます。

by よっちゃん隊員