発端は昨日の夕方5時。家の畑か隣りの山岸さんちの辺りから猫の鳴き声がしてきた事が全ての始まりでした。
by ユカ隊長&よっちゃん隊員
鳴いている猫はその鳴き声からおそらく子猫であろう事は容易に想像出来ました。
僕は夜にその鳴き声を聞きながら面倒くさい事になりそうだと感じてました。
鳴き声の周りを住宅が囲んでるのに皆さん知らんぷりですよ。
そういう我が家も同様です。
隊長は僕が餌を与える危険性があるのを見越して
「カリカリやっちゃダメだからね」
と牽制球を投げてきます。
こっちも分かってたので鳴き声を聴いて聴かぬふりしてました。
でもね、鳴き止まないんだよ。いつまで経っても鳴き止まないんだ。
近所の誰も立ち上がらないんなら自ら行くしかないわけですよ。
寝床をこっそり出て懐中電灯で照らしてとりあえず猫を確認作業です。
見つけましたよ、隣の小関さん宅の玄関です。
仕方ないのでカリカリを置いて食べに来た所を捕まえてやる作戦だったんですが暗がりが災いして失敗。
とりあえずカリカリを食べたので明日の朝から捕獲作業再開です。
という訳で今日の朝から捕獲作業開始。
今日は近所の山岸さんや平さん達も加わって大規模捕獲作戦です。
でも子猫は山岸さんの愛車、ダイハツハイゼットの下に潜り込んでで大騒ぎ。
結局朝は捕獲失敗。
さてさて肝心の昼。
直売所で店番してる隊長は1人で捕獲するのは無理だと思っていたそうですが隊員やりましたよ。
我が家の大きい小屋にいるのは見当ついてたんで目視で探したんですが見つけられず。
途方にくれていたんですが試しに
「ニャー」と鳴きマネしてみたら目の前の段ボールの奥あたりから
「ニャー」とオオム返しですよ。
見つけたと思いましたね。その後はニャーニャー鳴きマネしてオオム返ししてくる子猫のニャーニャーを目印にして追い込んでついに捕獲成功。
すぐに隊長が待つ直売所に連れて行きました。
とりあえず猫用のキャリーバックみたいのに入れて様子見。
後は飼ってくれそうな人に隊長が電話作戦。
でもなかなか飼ってくれる人は見つからないですよ。
そんな中、親戚の村上氏が会ってみたいとの知らせ。
村上家は猫好きなんで一縷の望みです。
隊長は村上氏がダメなら我が家で飼うしかないと腹を括ってたようです。
でも子猫を一目見た村上さんは
「飼うかな、キャリーバックも持って来たし。」
ここで子猫は村上家にもらわれる事が決定しました。
息を呑んでそれを見ていた隊長も「良かった」と安堵。
かくして夜中鳴きまくっていた子猫は村上家の一員となりました。
鳴きまくっていた原因は間違いなく母猫を探していたんでしょう。捕獲した時も根っからの野良ではありえないくらいに人に懐いてました。多分、最近まで人間に母猫と共に飼われてて子猫だけ捨てられたんだろう。
変な事をする人もいるもんだ。
最後に子猫の画像を上げますよ。手のひらサイズで生後1か月ちょっとだと思います。この猫が生涯幸せでありますように。
by ユカ隊長&よっちゃん隊員
