kuroの気楽な日々!

徒然の慰めに書き綴る気儘なコラム

ホースで打ち水

2016-06-27 21:24:45 | 日記

暑い一日でした。そして暇な一日でした。

搬入作業は午前中にすべて完了し、午前の残り時間と午後はずっと立哨を余儀なくされます。

遠慮のない日差しが道路をもやもやと熱くしています。

ゲート前を歩く人々は暑さで顔をゆがめて歩いてます。

こんな時は・・・・・打ち水です。

桶から柄杓で、というわけにはいかない。

長~いホースの先に高圧のノズルをつけてバシャッとやるのです。

何故高圧ノズルかというと、工事現場の前道路は汚れが激しいのです。

道路洗浄もしなくてはならないのです。

水に勢いがあるので、行き交う人々に水が掛からぬよう充分気を配らなくてはならない。

我々は年中濡れながら仕事をしているので大して気にもかけないのですが、通行人の方々はそうはいかない。ほんのちょっとでも濡れるのを嫌います。

靴の先からして濡れるのを嫌がります。だから水撒きで濡れた道路を歩くことすら躊躇します。

そんな時、とある通行人の方が声を掛けてきました。

「風で水が交差点まで飛んでいるよ。やめた方がいいと思うよ。」

(交差点て・・・交差点まで20mもあるよ。)

とりあえず、謝って水撒きは止めました。

風があると水は霧となって飛ぶのでしょう。

今後は風の強さまで気を配らなくては・・・ね。

 

 


街・・・元気!?

2016-06-24 21:19:50 | 日記

薄日射し 梅雨の最中の街 元気!?

 

この時期、空は常にどんよりと重たい。

いつ雨が落ちてきても不思議のない状態です。

街全体がすっぽりと陰影の中にあるようで、陰陽もなく立体感もない。

まるでのっぺりとした絵画を観るようです。

雲の薄いところから弱い陽がほんのちょっとでも射そうものなら、たちまち日向と日陰が明確となり色の強弱もはっきりとします。

いきなり街は活気づきます。

人々の顔には笑みが浮かび、街とともに明るく元気になります。

 


古いお題ですみません…好きな歴史上の人物

2016-06-21 22:11:51 | 日記

歴史上で最も好きな人物はと問われれば、私は諸葛孔明と答えます。

中学生の時に吉川英治の「三国志」で出会って以来、常にこの人物が好きでした。

彼はスーパー書生、スーパー占い師でした。スーパー参謀、スーパー政治家でもありました。更にスーパー心理学者でもありました。

中学時代以来ずっとあこがれの存在でした。

 

しかし今日はもっと別の視点でお話をしたいと思います。

日本人が日本の歴史の中でよく比較する「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」の三人。

鳴かぬほととぎすに対するそれぞれの態度を推量することによってする端的な比較があります。

織田信長は下剋上の風潮に乗って台頭した大名の子として、独裁者として君臨すべく育ちました。

ボンボンとして一種わがまま放題で人格形成をしました。

自分のなすべきことを為すにあたり、様々な威嚇戦略を使いました。脅し傷つけ殺し、敵にも家臣にも恐怖を植え付けて従わせてきました。

もちろんそういう性格だからこそ、しがらみを一切気にせず斬新な政策を展開できたとも思えます。

まさに(鳴かぬなら殺してしまえほととぎす)なのでしょう。

多くの人々の恨みを買い、志半ばで死んだのも頷けます。

豊臣秀吉は足軽兼百姓の子でした。

志はあったとしてもそれだけで何ができるという境遇ではありません。

家を飛び出し、いろんなところに勤め、いろんな商売をし、人に揉まれて成長しました。

人たらしと言われる所以はまさにここにあったと思われます。

自分の夢実現のため、沢山の能力をたらしこみ使いこなし、そして動き回った苦労人といえるかもしれません。

だからこそ(鳴かぬなら泣かしてみしょうほととぎす)でしょう。

徳川家康は弱小大名の子として生まれ、あっちに人質こっちに人質の生活を余儀なくされ、制約だらけの中で成人となりました。

他人を疑い、自らを疑い、でしゃばることをせず、自分が絶対的優位を保てる時を待ち続けました。

幸いなことに自分と比較できる先輩とも出会え、若さを武器として「待つ」という戦略をとれたのだと思います。

(鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす)

織田信長、豊臣秀吉の二人の大天才を目の当たりにした徳川家康にとって一大戦略だったのではないでしょうか?

 

私にはこの中で誰が好きとは言えません。天才三人が奇しくも自分の得意とする方法論で同じ「戦国の世に終わりを告げる」という大題目に邁進した結果の歴史だったのかなぁ、という感慨があるのみです。

私にとって日本の戦国時代のこの三武将の揃い踏みこそ一諸葛孔明に匹敵すると思えるのですが・・・。

 

 

 

 

 


待機

2016-06-20 10:39:19 | 日記

今日は現場ゲートで一日待機。

同じ元請の別現場でちょっとした事故があり、当現場も煽りを食って作業中止。

広い現場内に一人ぽつねんと待機です。

することもなく、話し相手も居らず、寂しい限りです。

事故のあったのが土曜日ということもあって、全ての関係各所に連絡取りきれていない可能性もあって、概ね半日~一日待機しようということだと思います。

まあ、待機の必要性はないと言ってもいいのですが、事情を知らずにゲート前までやって来る関係者もあるでしょうから一概に不必要とまでは言い切れないところです。

いくらかでも親切にできるのであればそれはヨシとすべきかと思います。

その代わり、何か退屈しのぎになることを考えねば・・・疲れることこのうえないなぁ・・・。

 

 


ちぎれ雲

2016-06-17 11:13:40 | 日記

空や   綿あめ散らし  ちぎれ雲

 

朝になって空は晴れてきました。陽も出てきました。

空を覆っていた大きな綿あめのような雲がちぎれ、細かなちぎれ綿あめとなります。

やがて陽が高くなるにつれ、ちぎれ綿あめは少しずつ溶け、青空の中に消えていきます。

今日は暑くなりそうです。