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緑の我が家

2023-03-29 10:57:00 | 読書感想
おはようございます(*'ヮ'*)

記念すべき1冊目はこちら、「緑の我が家」です。

           

作者:小野不由美
出版社:KADOKAWA
形態:文庫
定価:本体 660円(税別)▶︎定価726円(税込)

あらすじ
高校1年生の荒川浩志は、一人暮らしをするため〈ハイツ・グリーンホーム〉に引っ越した。明るい部屋だったが、窓から丘の斜面の鳥居を見たとたん、ふいに嫌な気分になった。6号室に住む同年代の和泉は、浩志とは初対面にもかかわらず「出ていったほうがいい」と言う。そして、それは始まった。夜中に出没し奇妙な落書きをする男の子、無言電話、無記名の嫌がらせのような手紙……。怖いけれど優しくて温かい、本格ホラーミステリー。


新装版になるんですが、小野不由美さんの作品が好きで20年くらい追いかけてます(*'ヮ'*)

さて、今回はこのようなあらすじでして、読んでいて目に入ったのが「怖いけれど優しくて温かい」、それでいて「本格ホラーミステリー」。
ちょっとわくわくしました。
この時点で予想がつかない。

読み始めると、主人公・浩志。
思春期男子にほありがちの、多分反抗期も入ってややめんどくさいタイプだなという印象を受ける。
家庭環境もあまり良くないようで、母親が亡くなる▶︎男手だと大変だからと母親の友達が入り浸る▶︎父親と母親の友達が再婚(吹いた)▶︎「俺の事なんかどうでもいいんだろ!!ばーろー!!!」って感じで飛び出した先が、ハイツ・グリーンホーム。
うーん、このお母さんの友達の押しが強いんじゃあ……ないですか??
押してダメならなんとやら。
あとお父さんはなんのフォローもしないね。
仕事人間だからってこんな、情緒不安定の息子再婚相手に任せるってどうなん???

という疑問が出てきた所で、ハイツ・グリーンホーム。

和泉のキャラ私は好きですけどね(*'ヮ'*)
なんせ、私はコミュ障•́ω•̀)

けど浩志には違って、(みんな俺なんかどうでもいいんだーーー!!という反抗期真っ盛りのツンツンボーイだもんな)初対面なのになんだコイツア゙ア゙ン?(💢'ω')ってなったわけで。
もう和泉に対しての浩志が面白くて。

なんか和泉何か隠してんなぁとは思ってたんですが、いかんせん私は読んでいると主人公側に立つというか……なんかそんな感じで読んでくので推理とか一切しないタイプなんですよね。
だから、和泉が何かを隠してると思ってるのが、主人公も感じている事なんですよね。
けど何を隠してるのかは、分からない。

最後の最後で、私は嬉しくてちょっと感動しました。

浩志に残された、記憶から消えていた友達。
それが、浩志を温かく見守っていてくれて、助けてくれた。
友達って良いなと思った。

私、10年来友達と先日縁を切ったんですけど笑




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