この度の令和6年能登半島地震により
被害を受けられたみなさまに
心よりお見舞いを申し上げます。
今回の地震につきましては、複数の専門家の方が指摘されておりますが、
石川県能登地方を中心に
2022年6月19日 震度6弱 石川県能登地方
2023年5月5日 震度6強 能登半島沖
そのほかにも2020年3月13日に震度5強、2020年3月13日に震度5弱、2022年6月20日に震度5強、2023年5月5日に震度5強の地震がありました。
建築基準法は1981年に耐震基準が大きく変わりました。
1981年以前を旧耐震、1981年以降を新耐震基準ということが多いです。
また2000年にも建築基準法の改正が行われましたがこの改正で木造住宅の金物規定などの改正がありました。
旧耐震基準では(1981年以前に建てられた住宅)
「震度5程度の中規模の地震で大きな損傷を受けないこと」
が基準となっていましたが
新耐震基準では(1981年以降に建てられた住宅)
「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れる」
という基準に変わりました。
【大切!!】つまり、震度6程度の大規模な地震では倒壊は免れても、建物は損傷を受けている可能性があります。
今回の能登地方では2020年以降、震度6弱及び6強の地震が起こっています。そこに震度7の地震が発生しました。
みなさんも震度6以上の地震があった際にはお家の点検をしましょう。
そして必要な場合は耐震補強を行いましょう。
しかし残念なことに耐震補強は玉石混淆です。
きちんと命を守る、家族を守る耐震補強を行いましょう。
以前、お伝えさせていただいた耐震対策のblogを再掲させていただきます。
ちなみに私が設計する家は「地震の揺れを半減させる装置」を標準仕様としております。
横浜の物件でも導入させていただきました。
現在、千葉県で協力させていただいております大規模リフォームでも導入予定です。
この装置ですが、新築で導入する際には2階建て30坪程度のお家で25万円程度で導入が可能です。確かに25万円は決して安い金額ではありません。また建物の費用は積み上げ方式ですので全体の費用を考えますと捻出が難しい場合もあると思います。
しかし私はこの装置の導入は最優先でオススメしております。
ぜひ地震対策は最優先課題としてお考えいただけましたら幸いです。
その他、都市計画上での配慮の必要性も感じておりますが、残念ながらいち建築士が行えることではありませんので今回は省かせていただきます。
電磁波の影響のない
お家の使われている化学物質にも配慮し
地震の揺れを半減させ
温湿度にも有効な
健康住宅をご希望の方はぜひご一報ください。
本年もよろしくお願い申し上げます。
健康住宅のひと・すまい・くらし 新井 伸宏
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ひと・すまい・くらし 一級建築設計事務所 新井 伸宏
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