建築士だからわかる〇〇教えます

屋根・外壁のメンテナンス

今日は外壁や屋根について

外壁や屋根は雨・風から柱や梁などの構造を守るためにとても重要です。

しかし年数がたちますと外壁や屋根が傷んできて補修することが必要になってくる場合があります。

ここでお伝えしたいことは
もしも塗装をする場合は、すべて人工的な化学物質が使われているということです。
つまり化学物質過敏症の方やにおいに敏感な方は、難しいということです。

また種類により(アクリル系・ウレタン系・シリコン系)、価格や耐用年数が違うこと
また、塗回数により価格は違ってくること、は注意が必要です。

外壁・屋根塗装で〇〇万円という広告をよく見ますが、まずは同じ土俵(同じ材料・同じ塗回数)で比較することが大切です。

化学物質過敏症の方の場合は、塗装が難しいと思いますので、カバー工法も検討されることを
おススメします。
カバー工法はいまある壁や屋根の上からもう一重、屋根や外壁をつくってします(カバーしてしまう)構法です。洋服の上にアウターを一枚重ね着することに似ていますね。

加えまして、ご自宅の屋根はどのようなもので葺かれておりますでしょう?
瓦でしょうか?、コロニアルでしょうか?、金属のガルバリウムでしょうか?。
その中で、知識として知っておいていただきたいことは『アスベスト』を含んでいるかどうか、です。
実はアスベストは2006年ごろまでは使われております。ですので、ご自宅が何年くらい前に建てられたお家か?によりまして、アスベストが含まれているかどうか、は確認する必要があります。

瓦でも瓦風につくられた人工建材の中には、アスベストが使われていた屋根建材もございますしコロニアルも含まれていた屋根建材もございます。

ただし、成形されたものからアスベストの飛散はほとんどないといわれておりますので、
劣化して割れていたり、粉々になっていたりしなければ、それほど心配することはございません。
ただし、処理・処分には費用がかかりますのでご注意ください。


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