パイナップル独りウェイ

★★★新パッション通信★★★ 男一匹、「独りウェイ」のライブ情報やら、なにやら

トイレットの小鳥

2012-01-23 | インポート

家のトイレの窓枠のちょっとした広くなったところに鋳物の小鳥が5羽いる。

羽の色がそれぞれで、赤、青、黄、茶、緑だ。

水辺にたたずむようにどれも羽を休めている形だ。

それは、適当に並んでいて、あまり気にしてないのだが、

たまに5羽、話してるように丸く囲みあったり、

逆に5方向を向いて丸くなり何かを警戒したりして

いる。

普通に並んでいる時もある。

家族の誰が動かしてるのかは知らない。

例えば、オレん家が忍者一家なら、

この鳥の配置が何かの合図だったり暗号だったりして

無言で任務を遂行しなければいけないが、

家は忍者一家ではないので、

ここはトイレ。用を足すだけだ。

しかし気になると、

なかなかどうして、いちいち小鳥たちの生活を想像してしまう。

勝手に物語を想像しながら、用を足す。

「今日は暖かいから並んでお散歩ですか?」

とか、「夜は寒いから、くっつきあって寝ましょうね。」といった具合だ。

 オレもたまに物語を作る。

先日は、5羽丸く向き合いささやきあってる状態から、赤いの1羽、

窓枠から離れた場所に置いた。

他の4羽の方を向いて。

4羽は丸くささやきあってる状態のままだ。

完全に赤、仲間はずれ。ハブ状態にした。

でもなんかちょっと可哀相だったので、

出る間際、4羽を赤の方に向かせてあげた。

仲間はずれのままだが、ハブ状態よりはマシだと

思ったからだ。

4羽は赤に罵声を浴びせてるのかも知れない。

でもハブ状態よりはマシ。

もしかしたら「おーい大丈夫かー?」といってるかも知れなし、

逆にみんなは赤の方に行きたいのに行けないも知れない。

うん。ハブ状態よりはマシ。と1人合点し、トイレを出た。

まぁそんなことトイレを出たら忘れてしまう。

現実問題、歯を磨いたり、コーヒーを飲んだりしてるうちに忘れてしまうものだ。

そして今日もトイレに入った。

何気なく小鳥を見たら、

1羽、黄が、赤の方に行っていた。

赤と黄はささやきあっている。

恋人同士かもしれない。

他の3羽は並んで2羽の方をうらめしそうに見ている。

そんな気がする。

いや、そうじゃないかも知れない。

想像するだけだ。

家族の誰が動かしたのかも、

分からない。

外は雪景色だ。


しょーがつ

2012-01-04 | インポート
明けてたぜ。 2012。

我ながら丸くなったもんだぜと、正月はガキんちょと戯れてた。 ギターを弾いて聞かせたりする。 そんな時、意味あるんだかないんだか、こっちを見て笑ったりすると、オヤジ、とろけちまうぜって感じだ。 世界中の抱えてる諸問題も、忘れてしまう。 トロトロである。

そして間違ったものを聞かせちゃいけないぜとライブよりか丁寧に弾く。

Ⅰ音Ⅰ音確実にだ。

こいつはいい練習になる。

そのうち、この子には音楽の才能があるよ!と、じいじとばあばを上手く騙くらかして、ドラムセットを買って貰おう。というのが今年の目標だー。 ヨロシク。