daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

解放(1)

2014年10月14日 | 詩篇
              
(あなたの地は台風被害の状況は如何でしたでしょうか‥)

室内に風を入れないようにしっかり雨戸を閉じたのも今は昔、
仕舞い忘れはないか、飛んでいきそうな物はないか見まわる、

1) ゴミペール仕舞ふ台風一過待ち

洋風の建物にアルミサッシの窓枠で台風を恐れない好い時代、
それにしても日本は近ごろ地盤がゆるんでいるようで心配で、

2) 台風のとおり過ぎたり日本晴

過ぎ去った台風にほっと安堵で過している人は多いだろうが、
台風の後始末に追われて忙しい人も多いのではないだろうか、

3) 出っ張って一悶着のタイフーン

やれやれ酷い目に遭ったわいと想えば台風も憎くなるだろう、
また来やがったか、なんべん来たら気がすむんじゃい‥かも、

4) 角立てば荒ぶ台風疎ましき

作句の不出来につきましてはどうぞご用捨頂きたく存じます、
今回の台風を考えていて取りあえず4句に仕立ててみました。


さて、(1)~(4)の句は俳句だろうか?  川柳だろうか?

俳句といい川柳といっても、どちらも五七五の短詩型ですが、
どこがどう異なるか、二つに別れた意味は今もあるだろうか?

違いを感じられない人には一つに戻そうという動きは当然で、
即ち、俳句であるための必要・十分条件はどう具わるべきか?

他人が詠んだ句を解釈したことがなければ違いは分らないし、
あなたはそのようなことを考えてみたことは無いだろうか‥。


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