ネタバレ含む感想です。
途切れ途切れに感想を書いてきたライオン丸ですが、ついに最終回を迎えました。
1クールというのは短かったけど、その分ものすごく中身の濃いシリーズだったなあとしみじみ思います。
突っ込みどころは満載だし、相変わらず下品で子どもには見せられないような流血シーンも多いんだけれど、ぐいぐい引き込むパワーがものすごく強くて圧倒されました。
リアルタイムで見られたのですが、仕事の合間にちょっと休憩のつもりで見たら大失敗。
終わってからたっぷり30分は何も手につきませんでした(苦笑)。
●冒頭5分で……
時間を計ったわけじゃありませんよ。
でも、そんなくらいですよね。
あっさりと、もんのすごくあっさりと、獅子丸にかかわった人たちがほとんど全員死亡。
残ったのは錠之介とサオリ・コスKの姉妹だけ。
オザキ先生は獅子丸とは関係なかったはずだからコスKの関係者も狙われたということなんですね。
(先生が来たとき、クラスメートたちがひとりもいなかったことの意味は……あえて考えないようにしたいと思います)
マスターは言うに及ばず、はりせんぼんの2人やレイジくんだっけ、No.1ホストくん。あの人にまで取りすがって泣く獅子丸の姿に思わず涙しました。
はりせんぼんの2人は獅子丸がゆすっても顔を上げることもなくて、死後硬直してるということだよね。
見ている人間が、豪山の怖さを感じるシーンだったのではないでしょうか。
●そのころの2人
あのー
1週間かそこらの特訓でどうにかなるもんなんですか?
せいぜい気合いが高まるぐらいなんじゃ……
あ、獅子丸的にはそれが重要だったということ?
●豪山+シャドーvs獅子丸+錠之介
特訓が功を奏したのかわかりませんが、獅子丸も強くなりましたね。
対シャドー戦、変身しないで戦えるようになりましたもんね。
(前回のは逃げ一方でしたから)
そして変身したふたりと豪山。
豪山がめちゃくちゃ強いです。
激しい戦闘部分と顔が写るシーンはきっぱり別撮りで吹き替えだってことはよくわかるんですが、顔アップのときも全然違和感がなくて、ものすごい威圧感があるというのはやっぱり石橋さんがすごいんでしょうね。
ぶつぶつ場面が切れるのに緊張感は全然途切れなくて、最後まで普通に怖いんですよ、豪山が。
#ただ、戦争うんぬんのくだりはちょっと余計だったと思う。個人的に。
豪山のセリフとしては微妙だし、本気で番組のメッセージとかだったらちょっと浅すぎ……
(ライオン丸という番組は大好きだけど、そういう現実の重みまで包含している作品とは思えなかったし、最初からそういう意図をもって作られているとも思えないし)
●錠之介の最後
変身ではなくてダイナマイトで決着というのが……
この番組らしいというべきなんでしょうかね。
直前、サオリを抱きしめるシーンにドキッとしちゃいました。
とっても錠之介らしい最後だったと思います。
豪山の手下として手を汚してきた過去がある以上、落としどころはこの辺しかなかったのかもしれません。
でも……切ない(涙)
●サオリ
とにかくラストシーン(というか後日談?)が衝撃だったわけですが。
大変にサオリらしい行動ですよね(笑)。
あんなときに、あんな場所で、あんなことしちゃうのも、錠之介がいなくなって妊娠がわかったからっていきなり尼さんになっちゃうというのも。
ヒロインなはずなのに、下品だし、考えなしだし、おまけに男好き。
豪山への借金の理由も思わせぶりだったのに、種を明かしてみればホストクラブでの豪遊で作ったものだったという。
ヒロインとしてはほとんどありえないキャラクター設定です。
普通ならヒロインと対峙する嫌味なライバルキャラの方ですよ。
錠之介絡みではユリさんという過去の女(笑)が登場するわけですが、こちらはもうちょっとクールで知的な雰囲気を漂わせていて、悲しい過去やら宿命やらを背負っていて、こっちがヒロインでもノープロブレム。
むしろ錠之介の恋の相手はこちらであるべきところです。
でも、番組を最後まで見た今は、ヒロインはサオリで良かったと思えるんです。
サオリと恋に落ちることで錠之介は救われたんじゃないかなあと。
結局命は落としてしまうわけだけれど、最後にサオリを抱きしめて「好きだ」なんて言ってしまう錠之介は、9話までのシリアス錠之介よりもずっと幸せだったと思う。
ユリでは錠之介を救うことができなかった気がするんです。
ラストではシスター姿になっているサオリですが、実は12話でウエディングドレス姿のまま、偽新郎のジュニアの下から逃げ、(時間的にはちょっと開いているけれど)その姿のまま、つまりウエディングドレスを着て錠之介のところへやってきているんですね。
つまりあの13話のエピソードは押しかけ女房なエピソードとも言えるわけです。
結婚式で爆竹というのもどこかの国のお祝いのようではあります。
その爆竹が実際にはダイナマイトであり、新郎を失ったサオリは失意のままシスターになるというのはなんとも悲しいエンディングですが、あのちょっと下品な独り言がいかにもサオリらしくて、これからも子連れで元気に生きて行くに違いないと思わせてくれました。
VIVAヒロイン。
こんなヒロインを見せてくれた番組とコバエミさんに感謝!
(勉強、頑張ってね~!!)
#もしかして続編もありだったりしないかな(ぼそ)
途切れ途切れに感想を書いてきたライオン丸ですが、ついに最終回を迎えました。
1クールというのは短かったけど、その分ものすごく中身の濃いシリーズだったなあとしみじみ思います。
突っ込みどころは満載だし、相変わらず下品で子どもには見せられないような流血シーンも多いんだけれど、ぐいぐい引き込むパワーがものすごく強くて圧倒されました。
リアルタイムで見られたのですが、仕事の合間にちょっと休憩のつもりで見たら大失敗。
終わってからたっぷり30分は何も手につきませんでした(苦笑)。
●冒頭5分で……
時間を計ったわけじゃありませんよ。
でも、そんなくらいですよね。
あっさりと、もんのすごくあっさりと、獅子丸にかかわった人たちがほとんど全員死亡。
残ったのは錠之介とサオリ・コスKの姉妹だけ。
オザキ先生は獅子丸とは関係なかったはずだからコスKの関係者も狙われたということなんですね。
(先生が来たとき、クラスメートたちがひとりもいなかったことの意味は……あえて考えないようにしたいと思います)
マスターは言うに及ばず、はりせんぼんの2人やレイジくんだっけ、No.1ホストくん。あの人にまで取りすがって泣く獅子丸の姿に思わず涙しました。
はりせんぼんの2人は獅子丸がゆすっても顔を上げることもなくて、死後硬直してるということだよね。
見ている人間が、豪山の怖さを感じるシーンだったのではないでしょうか。
●そのころの2人
あのー
1週間かそこらの特訓でどうにかなるもんなんですか?
せいぜい気合いが高まるぐらいなんじゃ……
あ、獅子丸的にはそれが重要だったということ?
●豪山+シャドーvs獅子丸+錠之介
特訓が功を奏したのかわかりませんが、獅子丸も強くなりましたね。
対シャドー戦、変身しないで戦えるようになりましたもんね。
(前回のは逃げ一方でしたから)
そして変身したふたりと豪山。
豪山がめちゃくちゃ強いです。
激しい戦闘部分と顔が写るシーンはきっぱり別撮りで吹き替えだってことはよくわかるんですが、顔アップのときも全然違和感がなくて、ものすごい威圧感があるというのはやっぱり石橋さんがすごいんでしょうね。
ぶつぶつ場面が切れるのに緊張感は全然途切れなくて、最後まで普通に怖いんですよ、豪山が。
#ただ、戦争うんぬんのくだりはちょっと余計だったと思う。個人的に。
豪山のセリフとしては微妙だし、本気で番組のメッセージとかだったらちょっと浅すぎ……
(ライオン丸という番組は大好きだけど、そういう現実の重みまで包含している作品とは思えなかったし、最初からそういう意図をもって作られているとも思えないし)
●錠之介の最後
変身ではなくてダイナマイトで決着というのが……
この番組らしいというべきなんでしょうかね。
直前、サオリを抱きしめるシーンにドキッとしちゃいました。
とっても錠之介らしい最後だったと思います。
豪山の手下として手を汚してきた過去がある以上、落としどころはこの辺しかなかったのかもしれません。
でも……切ない(涙)
●サオリ
とにかくラストシーン(というか後日談?)が衝撃だったわけですが。
大変にサオリらしい行動ですよね(笑)。
あんなときに、あんな場所で、あんなことしちゃうのも、錠之介がいなくなって妊娠がわかったからっていきなり尼さんになっちゃうというのも。
ヒロインなはずなのに、下品だし、考えなしだし、おまけに男好き。
豪山への借金の理由も思わせぶりだったのに、種を明かしてみればホストクラブでの豪遊で作ったものだったという。
ヒロインとしてはほとんどありえないキャラクター設定です。
普通ならヒロインと対峙する嫌味なライバルキャラの方ですよ。
錠之介絡みではユリさんという過去の女(笑)が登場するわけですが、こちらはもうちょっとクールで知的な雰囲気を漂わせていて、悲しい過去やら宿命やらを背負っていて、こっちがヒロインでもノープロブレム。
むしろ錠之介の恋の相手はこちらであるべきところです。
でも、番組を最後まで見た今は、ヒロインはサオリで良かったと思えるんです。
サオリと恋に落ちることで錠之介は救われたんじゃないかなあと。
結局命は落としてしまうわけだけれど、最後にサオリを抱きしめて「好きだ」なんて言ってしまう錠之介は、9話までのシリアス錠之介よりもずっと幸せだったと思う。
ユリでは錠之介を救うことができなかった気がするんです。
ラストではシスター姿になっているサオリですが、実は12話でウエディングドレス姿のまま、偽新郎のジュニアの下から逃げ、(時間的にはちょっと開いているけれど)その姿のまま、つまりウエディングドレスを着て錠之介のところへやってきているんですね。
つまりあの13話のエピソードは押しかけ女房なエピソードとも言えるわけです。
結婚式で爆竹というのもどこかの国のお祝いのようではあります。
その爆竹が実際にはダイナマイトであり、新郎を失ったサオリは失意のままシスターになるというのはなんとも悲しいエンディングですが、あのちょっと下品な独り言がいかにもサオリらしくて、これからも子連れで元気に生きて行くに違いないと思わせてくれました。
VIVAヒロイン。
こんなヒロインを見せてくれた番組とコバエミさんに感謝!
(勉強、頑張ってね~!!)
#もしかして続編もありだったりしないかな(ぼそ)
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