北軽井沢 レンタルコテージ・ラーチの四季~売別荘・中古別荘/貸別荘~

四季折々に美しい北軽井沢のレンタルコテージ・チロル風の赤い屋根の売/貸別荘及び東京都内の賃貸アパートやマンションのご紹介

北軽井沢・南木山物語 朝日国三郎

2015年08月18日 | Weblog

朝日国三郎はこの地方の農家の人々が 農業の副業として

やっていた生糸の原料の繭と炭作りに目をつけた。

繭は絹糸の原料となり良く売れる

炭は灯油や ガス、電力の普及が遅れていた当時の人々にとっては

大切な燃料だった。繭もスミも売れに売れた

繭と炭で財をなした国三郎は次の目的をもって

30歳でこの地方の町長となった。

つづく


北軽井沢・南木山物語 南木山別荘地の生い立ち朝日国三郎1

2015年08月14日 | 北軽井沢の貸別荘レンタルコテージ・ラーチ

朝日国三郎はこの地方の人々から村長(むらおさ)として敬われていた。

このころの国三郎は中肉中背で眉が太く、目は鋭くきらりとしていて

口は一文字にむすんでいた。

他の者を寄せ付けない鋭さを持っていた

子供の頃は非常に頭が良く周りの人たちから天童だと言われていた。

大人達も困った事があるとまだ子供の国三郎に相談していた。

20代でいっぱしの実業家になった国三郎は天性の知能と

発想を生かして自分のやりたいことは全てやったが

その鋭い洞察力で成功させた。

つづく

 

 

 


北軽井沢・南木山物語 アゲハ蝶(3)

2015年08月06日 | 北軽井沢のチロル風の赤い三角屋根の別荘

「アッ アゲハ蝶が飛んでいる!」和希が叫んだ、

目の前を大きな黒いアゲハ蝶がとんでいる

楽しそうに2羽の黒アゲハが戯れている

 

「取ったら駄目よ!」華子が言った

手を出したら触れるような まじかにアゲハ蝶ががいるにで

和希は取りたくてうずうずしている。

「この山にはアゲハ蝶がいっぱいいたのだが乱獲で数が少なくなったんだよ」

「ふうんでも取ってみたいなー」和希はアゲハ蝶を追いかけているいる。

「朝日国三郎と言う人は、ここにノコギリクワガタや、オニヤンマ、

アカトンボ等の昆虫類の種類が多くリス、キツネ、タヌキなど

この南木山別荘地の中に住む生き物を都会の人々に見せたかった

と聞いているよ、この話は長くなるので後で話してあげようね」

つづく

 

 

 

 


北軽井沢・南木山物語 アゲハ蝶(2)

2015年08月06日 | 北軽井沢貸別荘レンタルコテージラーチ

孫たちはかなり遠くまで走って行っている、普段は東京のアスファルト舗装の

道を走っているので砂利道が特別に走りやすいのか、跳ねたり飛び上がったりしている。

「多少の無理はあったがこの別荘を建てて良かった」

いずみと和希の喜ぶ様を見て太郎はつぶやいた。

太郎と華子はハア、ハアと荒い息を吐いて孫たちを追いかけた

アゲハ蝶の中でクロアゲハ蝶がこの南木山には多い

とても大きな蝶で目の前を舞っていると

羽音がバサバサと聞こえるようだ。

つづく

(北軽井沢の貸別荘レンタルコテージ・ラーチ

真夏でも朝夕は寒い位ですよ)