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監督日記

試合の本当の“速報”また私から見た部活動の様子をライブで発信いたします。

お腹の風邪

2010-03-10 11:08:22 | 小ネタ
インターネットより拝借
“お腹の風邪”

毎年初冬から春にかけてウィルスの感染で起こる、
いわゆる「お腹の風邪」(感染性胃腸炎)が流行ります。

耳慣れないウィルスのため、何か特別の病気のように思われますが、
別に目新しいウィルスではありません。

今までSRSV(小型球形ウィルス)と呼ばれていたウィルスの名前が、
一昨年の国際ウィルス学会でノロウィルスに決まり、日本の食品衛生法でも
この名前に改定されたため、広く使われるようになってきています。

ノロウィルスの他に、ロタウィルス、アデノウィルス等も感染性胃腸炎の
原因になります。

ちなみに浅野先生はロタウィルスの第一人者です。

症状
症状は嘔吐、下痢、腹痛、38度以下の発熱などが主で、
風邪症状の見られることもあります。

嘔吐、吐き気は通常半日から一日でおさまり、
その後下痢が始まることが多いようですが、
必ずしも、すべての症状が出るわけではありません。

治療
ウィルスが原因ですから特効薬はありません。
腸の中でたくさんウィルスが増えて症状が出ているので、
無理矢理下痢止めで止めてしまうのはよくないです。

一番の治療法は、安静と水分の摂取。
つまり自分の力で治るまでの間に脱水にならないように、
失われた水分を上手に補給することです。

ただし、水分なら何でもよいわけではなく、お味噌汁の上澄みのような塩分だけの
ものはかえって下痢を悪くすることがあります。

ポカリスウェットのような大人のスポーツ飲料は塩分が少なく、
糖分が多すぎるので適しません。

脱水症状が強くなければ余り厳密に考えなくてもよいですが、
できれば薬局で大塚のOS-1や和光堂のアクアライトを買っていただくとよいそうです。

家庭では、水1リットルに塩2g、砂糖40gを溶かし、カリウムの補給と香付けのために
オレンジ果汁を加えれば、同じような飲物が作れます。

いずれも飲み易くするために塩分を少なくしてあるので、
あい間にスープやお味噌汁の上澄みが加えると、ロタウィルス感染のように
一日数十回の嘔吐、下痢があっても、脱水を防いで点滴に至らずにすみます。

ただこれを、がむしゃらに飲んではいけません。
一度に飲むとすぐに吐いてしまいますし、反射で腸も刺激して下痢を起こします。

ポイントは少量ずつ、頻回に。
たとえ吐いたり下痢をしていても、少しずつ飲むことが大事です。

吐き始めて半日は固形物は避けた方がよく、吐き気がおさまり食欲があれば、
下痢をしていても少しずつ普通の食事を開始します。

下痢がひどい場合は、腸の粘膜が傷付き乳製品が下痢を長引かせる原因となることが
あります。

下痢がおさまっても、刺激の強いものや揚げ物等はしばらく控えます。
まあ、こんな所だそうです。
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