伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

粘菌

2021年07月07日 | キノコ
 梅雨模様の空が続く。水分が多いこの季節にいは、キノコもだんだん生えてくる。
 今朝も赤いキノコが出ていた。



 たぶんベニガサタケ。笠がないキノコも。



 たぶんベニナギナタダケだと思う。白いキノコも、杉林の中に発生していた。



 キノコの季節だなと思いながら散歩している。この道にも、レース製のスカートをはいたようなキヌガサタケが発生したことがある。珍しいキノコが発生しないか、少しわくわく感をもって歩いていた。

 すると、道端にうち捨てられた材木に白いものがびっしり着いていた。2日前のことだ。



 材木は、たぶん倒木を刻んだもの。松だと思う。それに白く丸いものがびっしりついているだ。



 近づいて見ると、薄いヒラヒラが丸くまとまり、それが全体にびっしりついている。

 この材木ばかりでなく、少し離れたところにある材木にもチラホラと見えていた。





 調べて見るとタマツノホコリという粘菌の一種であることが分かった。アメーバーのようにここまで移動してきて、たぶんこれは子実体と呼ばれる胞子を作るときの姿だろう。

 この子実体の姿は短時間であることを知ってはいた。ところが、わずか2日という短時間でなくなるとは思っていなかった。

 昨日は、雨のために散歩はお休み。この場所まで来ていなかった。今日、きてみるともうなくなっていたのだ。

 ただただびっくり。

 同じ場所に丸いものがあったので、これは、子実体が変わった姿と思って写真を撮った。



 ところがこれは、別の粘菌。マメホコリというらしい。

 昨年は、黄色いススホコリ(粘菌)を見かけた。

 この不思議な生き物。また別の種類が現われないだろうか。

 期待・・。


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