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ガンダムアート製作秘録 

中年男がオリジナルガンダム製作。

非公開メモ2 (ランナーガンダム)

2010年08月24日 07時57分30秒 | 初代:11作目ランナーアートランナーガンダム
非公開メモ2
●ランナーガンダム制作テーマ
<2009年9~11月頃のメモより 後に一部加筆>

1/1ガンダムを知る前から変わった素材で「ガンダム」を制作していましたが、
今回「ガンダム」を作るに至った理由は、5年程前、大阪で開催された
「GUNDAM―来たるべき未来のために―」という美術展で影響を受けたのが一番大きな要因です。
当時、美術館でガンダムがアートとして扱われているという面白さに感動を覚えました。
ガンダムをアートにまでしたのは、長い間ガンダムを愛してきた人々の「ガンダム愛」の形の一つだと思います。

その他にもガンダム好きの方々に影響を受けております。
想像力豊かなガンプラモデラーの皆様。…そして、その他ガンダム愛する人たち…。
30年経った今、子どものTVアニメのガンダムから、
大人がガンダムをどう楽しむかの時代になってきました。
楽しみ方は多種多様ですが、皆、ガンダムの世界観を愛し、想像力を発揮されております。
そして作品を作られる皆様に共通して言えるのは、「ガンダム愛」がある事。

学生時代にバンダイ社員の方にお話を聞いた事があります。
当時、こんな事を言っていました。
「バンダイはこれから、大人に対してのキャラクター玩具を作っていきます。」

大人になってまで、キャラクター商品などそんなに買わないだろって思いましたが…。
現在の私はその術中にはまっています!
大人になってから、買っています。(笑)
「ガンダム愛」を持っている証拠ですね!

その「ガンダム愛」を形に出来ないものか?常々、考えておりました。

試行錯誤の上、様々の考えを出し…ひらめきました!
「ガンプラを集合させて作る史上最大のガンプラ、1/10サイズで作る」
大きいものを作るのは、一番簡単な愛の表現方法だと思っています。
ただ実際に作る事は大変な事でしょう。
考えはあっても計画段階で終わる事の方が多いと思っています。
だからこそ作るのです。完成させるのです!!!

下手くそでもいい、出来たものが、かっこ悪くて批判されてもいい。
でも、必ずや、形にして見せたい。個人では作れないものを作ってみたい。
…というか個人でしか作れないモノを作ってみたい。
完成したら、それはまさしく「ガンダム愛」の塊である!
完成しなかったら、愛が足りなかっただけ…。

たぶん毎日2~3時間作っても100日位はかかると思われますが、
自分のペースでガンプラ30周年の夏には完成させます。(※)

(※ この時点では、制作がこんなに大変になるとは思っていませんでした。)

人からはアホと言われるかもしれない、でもアホな事でも形にするのは難しいはず・・・。

テーマは「ガンダム愛」

作らせて頂きます。

(※この時点では、お台場ガンダムに対抗して横浜ザクを作ろうとしていました。)
(名称は、「ランナーアート ランナーザク」ではなく、「ガンプラアート ガンプラーザク」という名称を考えておりました。)


●後日のメモ・・・。

制作は「愛」の深い方法を考えました。ガンプラの廃棄ランナーを集めて作る方法です。
愛をもってガンプラを作っている一般モデラーさんから廃棄ガンプラランナーをお分けして貰い、
その材料で作る事で、ガンプラの愛の集合体を作る!

後日、私の登録しているSNSサイトの友人にガンプラランナーを募集させて頂きました。

ガンダムになれなかったプラスチックたち、当然ガンダムになりたいという気持ちは大きいはずです!!!
愛されたガンプラの欠片達が大集合して…ガンダムになる・・・それは今世紀最高の「愛まみれのガンダム」なのです!!(笑) 
妄想を巡らせながら、ひとりで深夜にニヤニヤしていました。
募集させて頂き、ランナーが何箱か届き、部屋にまき散らした時
「これが、ガンダム愛だ~!!!!」と、
お隣さんに聞こえないような声でこっそりささやきながらも、心で激しく叫んでいました。
ランナーを見ると送って下さった皆様のガンダムへの思いが伝わってきて、
嬉しくて涙が出ました。


非公開メモ3に続く










付録:

アムロ専用ザク(型式番号:MS-06 RX78-2バージョン)



<機体解説>
量産型MS、ザク2(型式番号:MS-06)の性能をそのままに、
装甲のみにガンダム意匠を施したものが本機である。

本機は、一年戦争時に連邦の白い悪魔と恐れられたモビルスーツ、ガンダム(型式番号:RX-78-2)のパイロット、アムロ・レイを
拉致し洗脳した後、搭乗させる専用モビルスーツとして開発されていた。

連邦軍に所属するアムロ・レイの拉致計画には、
フラナガン機関で育てられたニュータイプの少女ララァ・スンにその任務が託されていた。
恋愛経験のないアムロに対して、同世代の少女の誘惑が適切と考えられ、
ララァの色仕掛けで、連邦から拉致し、洗脳し、その後、ジオン軍兵士としてパイロット育成する計画であった。

しかし、計画途中の戦闘で、ララァは、アムロと意識を共鳴させるも、割って入ったシャアを庇い、
ガンダムのビームサーベルによりコクピットを焼かれ戦死し、計画そのものがお蔵入りとなってしまった。

機体の意匠に、ガンダムの装飾がなされているのは、アムロが無類のガンダム好きであったがための専用装飾である。
アムロのわがままな性格を踏まえると、ザクの意匠のままであると、ふて腐れて搭乗拒否の可能性を否めなかったための苦肉の策であった。

出来上がった機体をみた兵士たちは「どこから見ても、ゴリラにしか見えない」と口々に言っていたらしい。

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