JEWEL BOX KDC!!

KDC内での衣装製作について~お約束ごと~

KDCの衣装スタッフを紹介したところで今日はKDCの衣装作りの仕組みについてご紹介します。
なんだかここみゅで「KDCはとっても大変!なんか変な衣装作らされている!」といううわさが立っているようですが(笑)これはまれなことです。
珍しく今回は特殊な衣装が発注されましたがこれはこれですごいことでした!
というのは専属デザイナーのまいう先生がプロの演出の先生の注文に答え、とってもユニークで面白い衣装を描いたからです!
まいう先生の衣装デザインのセンスは昔から評価されていましたがここまでくると、もう売り出せるんじゃないかっていうくらい、ミュージカルやお芝居の個性的な衣装を書いてくれます。
この人の才能のすごさを、皆さん11月8日の「とびらのむこうに」で目の当たりにすると思います。
どうぞ楽しみにきてくださいね!

しかしこのセンス、再現してくれる人がいなければ舞台に乗りません。
今回はなんと、辺境の変わった子供たちのお母さんたちが一人ひとり、自分の子供たちの衣装を手作りしました!
とっても大変だったと思います。
よくぞがんばってくれました。
お疲れ様でした。
しかも「デザイン画に忠実にお願いします」という注文にも負けず、皆さん本当にデザイン画どおりにつくってくれましたね。
中には何度もやり直したという話も聞きますが、本当にお疲れ様でした。
そして、仲間の分を手伝ってくれた、衣装班の皆さん、お疲れ様でした。

KDCではどんなイベントも基本的には「自分のものは自分で作る」が基本です。
前にも何度も書いていますがこの私でさえ、前のカンパニーにいるときは自分のものは自分で作っていました
もちろん「これあんたが作ったんでしょ(--)」とすぐわかってしまうくらいひどいものでしたが
それでも自分のものは自分で作る、アマチュアのこの世界では基本です。
それでもみんな好きだから楽しんで作るのです。

また基本的にはKDCで制作する舞台は「お金のかからない低コストな企画」を目標にしています。
衣装も舞台も、お金をかけずに、衣装は使いまわしたり、舞台装置も映像を使ってコストを下げたり努力しています。
大きな舞台装置も作らずに、ダンボールや廃材を使ったりします。
普通の劇団はみんなこうやって工夫してコストを下げているのです。

衣装に関しては皆さん作るのは大変だというので最近は買うようにしています
そろえて買うならいずれ何度も使いまわせるのでKDCで購入します。
ジュエルTシャツなんかは記念なので買い取ってもらっていますが、たとえば小さくなったり着れなくなったりしたら下のメンバーに譲ったりします。
靴やレオタードなんかも回せるものはどんどん下のメンバーに回してコミュニティとしてみんなで協力しあいます。
高いものをいつも新品で買わなくてもちゃんと工夫して協力し合えば大きくなる体にも足にも対応できます。
そして買わなければいけないものも安く購入したらレンタル代をいただきます。
レンタル代は新品なら1000円、二回目以降なら500円。
こうやってみんなが衣装を安く、お金をかけずに使うことができるように工夫しています。

もし何か足りないものがあったら「こういうのを探しています!どなたか譲ってくださいませんか?!」というメールを回してくれれば、
誰かしら助けてくれますよ!

さてそこまでしても実際に作らなくてはいけない場合、
これは衣装班のメンバーに頼んだりすることもできますが「自分で作るべきものを頼んだ場合」はちゃんと有料にするようにしています。
値段は一律3000円。
一から作ってもらう場合、プロに頼んだら万単位ですがここでは3000円と決めてあります
その際にお礼を言ってお手紙のひとつでもつけるといいと思います。
他に衣装の貸し借りもありますがこの場合も、今までは無料で貸し借りしていましたが戻ってこないとか汚れてかえってきたというトラブルも相次いでいますので
今後、ジュエル10からは個人的な衣装の貸し借りは一着(1セット)500円ということにしたいと思います。
先輩たちはたくさん衣装を持っているのできちんと貸してあげてくださいね。

そういうことでこの業界でありがちな、衣装に関するトラブル。
KDCではしっかり基準を決めてあるのでトラブルは最近は少なくなっています。
衣装を決めるのは自分をセルフプロデュースすることでもあり、とても楽しい作業でもあります。
ぜひ皆さん楽しんで上手に着飾っていってくださいね!



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