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不定期人生作業日報(仮)

ある時は医薬品卸商(正確には物流子会社)社員、ある時は通信制大学生、そしてある時は中途半端ヲタな、筆者の備忘録です。

「ちはやふる」舞台検証第9回・京都市編

2013年08月18日 14時04分03秒 | コミック版「ちはやふる」(原作)関連
※この記事はBELOVE連載中の原作に関するものであり、
アニメ「ちはやふる2」ストーリー以降の内容に触れますので、閲覧には注意してください。



もう今年も半分を大きく超えた8月、梅雨明けし猛暑真っ只中のお盆休みは仕事の休日が一致せず、
夏コミでの上京は日帰りという超強行スケジュールな一方、
翌週いただけた連休は、家の行事に追われるか外出すると溶けてしまいそうなので、
自宅で英気を養うというよりも、冬眠というか惰眠で体力消費を少なくしてたという感じでした。
これではまずいと、最低の取材ストック消化を行いたいと思います。

8月上旬までにアニメ2期の放映が全ての地域で終了しました。
最終回は原作ですと17巻終末の93首なのですが、今回はその先、
今年の1月~2月にBELOVEに掲載された、20巻の106首~108首の瑞沢高校の修学旅行中の話に登場する
京都市内の舞台についてとりあげていこうと思います。


まず修学旅行を欠席した太一が心配で、京都市内を移動中にも何度も電話をかけます。

20巻P70『京都駅』

・・・JR京都駅烏丸中央口前、バスターミナルを望む格好の待ち合わせ場所です(笑)。
確か左にずれて構えると「けいおん!!」でも登場したカットになります。

同P70『清水道』

・・・清水坂の真ん中に構えれられる創業350年の七味屋本舗さん前の
産寧坂を向いたアングルになります。

同P70『清水寺』
・・・ご存知清水寺の本堂です。
ちなみに夏にアップした記事なのに、日の当たり方とか服装がおかしいとお気づきでしょうが、
実はBELOVEに掲載された直後の1月に撮影したものだからですw

同P71「ちーちゃん見て!すごい紅葉きれーだよ。」


同P72「やっと出た!!太一ー!!なにやってんのおおー!!」
・・・ご本尊の前で大声w
あと撮影にお伺いしたのが朝8時前で日がまだ高くないということで、
凍結や霜害による事故防止のために、実は舞台への立ち入りが制限されており、
コミックどおりのカットに合わせるように下がることができませんでした。
また撮り直します!→※取り直した写真に差し替えました。









仲間達から真相を聞き旅館でも悶々とせず気分を切り替えられないうちに、
修学旅行2日目です。

同P102『金閣寺・正式名称鹿苑寺』
こちらも「けいおん!!」はじめ数多くの作品での修学旅行ネタには欠かせないw鹿苑寺舎利殿(いわゆる金閣)です。
実際行かれたことのある方は分かるかと思いますが、拝観料を払ってしばらくしてすぐのスポットが
舎利殿になりまして、金閣寺の拝観コースはまだ序の口になるのです。
ですが太一の名人戦予選の動揺がまだ残っている千早は、クラスの列からはぐれてしまいます。
その迷い込んだ場所が舎利殿と方丈(本殿)の間にある、陸舟の松です。

同P132『そのころの主人公 金閣寺で迷子中』
・・・金閣のおなじみのカットから先に進むと、右手に分かれる分岐がありそのすぐ先の行き止まりになります。

・・・ここを右に。



・・・この真後ろが撮影ポイントになります。

金閣寺から次の観光地へとまた移動するのですが、なぜかその途中に清水寺のに王門が出てきています。

同P138
・・・ただ作中のカットは三重塔が描かれてないもっと左手からねらったものですので、こちらも撮り直ししたいと思います。→※取り直した写真に差し替えました。

そして次は仁和寺です。
が表の二王門の境内側で堀川みちる達と記念撮影してるカットしか登場しません。

同P139『金閣寺から仁和寺』



・・・もちろん実際はきちんと拝観させていただいたのですが、
こちらは「僕の初恋をキミに捧ぐ」という少女マンガの舞台の一つだそうで、
原作者のサイン入りイラスト色紙や、作中ヒロイン達が買ったお守り等の販売案内が掲示されてました。





・・・江戸時代までは皇居の紫宸殿だった金堂の向かいの納経所に掲げられているのですから、
なんとも度量が大らかといいますか、ハイカラ?ですw

そしていよいよ千早のためにみちるが班行動先に選んだ嵐山へ。

同P139『班行動にうつり嵐山』
渡月橋を南側(法輪寺・モンキーパーク方)から北側(嵯峨方)に向かって歩いているカットですので、
みちるは嵐山地区全体をくまなく散策していて、クライマックス?にあそこを加えたのではないかと思われます。

同P139『そして、百人一首の殿堂時雨殿』
・・・百人一首選定の地に立つ、テーマミュージアム時雨殿です。
ちなみに時雨殿と仁和寺は5月下旬に撮影したもので、時雨殿館内には2度目の来館でした。
ですので現在開催中の「ちはやふる展2013」にかかわる情報は執筆時点では存じませんので、ご了承ください。→若干ですが加筆しました。

みちるや千早たちも館内へ。

同P139「百人一首?何で堀川はここを……。」
・・・時雨殿1Fにある2つの展示部分のうち、常設展示のほうは一部撮影禁止の史料を避ければ
館内撮影が可能なようです。当日も自分が逡巡してるまえに女子大生達がパシャパシャやってましたので(笑)

同P139「堀川についていけばまちがいないと……」

同P140「ちーちゃんすごいよねここ」


同P140「ちーちゃん好きなの在原業平だっけ?ほらここ―」

同P141「どうがんばってるの?新 太一 」

同P142「百人一首のことなんてよく知らないよ 知らないから来たんだよ

みちるに諭されて目が覚めた千早、一度きりの高校生の修学旅行の思い出作りを楽しみます。
2Fで平安衣装の着付け体験(本当にできます)をしてから再度1Fの常設展示へ。

同P145「2階すごい広かったねー」
・・・実際2Fの大広間で競技かるたの全国大会(12月の女流選手権)等も催されてます。



そして別クラスのかなちゃんの班と合流します。

同P146「かなちゃんだー」「かなちゃんの班も来てたの、ってどうしたの……?」

同P146「ただ展示のすべてがすばらすぎてー」「とくにこの、天徳内裏歌合再現展示……」
・・・かなちゃんは感動のあまり涙して語ってましたがwこのミニチュアにおるジオラマ展示は
常設展示の中でも目玉の一つになってまして、多くの来館者が足を止めてらっしゃいました。

同P148「心を、動かすことを目指して競い合ったんです」


・・・もう一つのジオラマ展示は四季毎に入れ替えするのでしょうか?
「夏」にまつわる一首について詠まれた様子を再現してるようでした。

こちらは去年10月にお邪魔した時に撮っておいた、「秋」にまつわる一種の再現ジオラマです。

時雨殿に入館すると左手に受付や靴箱・ロッカー、そして右手に売店や事務所があるのですが、
(取材当時)新着のグッズも加えて昨年から引き続き「ちはやふる」関連の商店にスペースを割いてらっしゃいました。
※全てスタッフの方の許可を得て撮影させていただきました。




末次先生描きおろしのイラストつきサイン色紙や、

当記事で紹介した20巻での時雨殿登場場面をまとめた紹介が添えられてました。
「ちはやふる展2013」でも実際の時雨殿の様子と作中カットを比較した一覧の紹介が展示されてるとのことですが、
果たして自分の記事は正解率何パーセントでしょうかw

※追記
9月始めに「ちはやふる展2013」を拝見しにお邪魔することができました。

受付で入館の手続きをすると、靴を脱いで向かいのロッカー
(施錠に100円硬貨が必要ですが開錠時に戻ってきます)に荷物と一緒に預けます。
受付でいただくのは、パンフレットと百人一首の中からランダムに一首が書かれたチケットと、
ちはやふる展2013ブース内にある投票箱用の投票券です。


このチケットは常設展示ブースの壁一面に描かれた百人一首の中に、
「今日の一首」カードが付けられているものと一致してると、
退館時に受付に申し出て粗品がもらえるという趣向が凝らされています。(毎日実施されてます)

撮影は外のパネル以外不可ですので、内容は23日までの開催期間中にぜひご来館されて、
その目で感じていただければと思います。
・・・ちなみに上映中の映像「声優さんたちが選ぶちはやふるの名場面」は、
BD/DVD-BOX下巻の特典映像に収録されてる、6月のイベントでのものと同一です。


何はともあれ、遅くとも来月までにはもう一度お邪魔したいと思っています。
探訪抜きにして京都の魅力はまだまだ計り知れません!


















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