Hironobu824~『夢の旅人』

日常の様々な出会いや出来事を折々の写真や動画ムービーとともに・・徒然なるままに・・・
それぞれの道を『夢の旅人』

パワー・オブ・メッセージ②

2010年10月26日 12時09分47秒 | 日記

『友情が人生を美しく飾る』
 (『赤毛のアン』より・・・)

 今日は青春真っ只中・・・いや、生涯青春の皆さんに・・・
カナダの美しい自然を舞台にした『赤毛のアン』の物語に
出てくる言葉を紹介したいと思います。

 あまりにも有名な物語だから、皆さんも読まれたことがあるでしょう。
まだの方は一読お薦めします。

 
 主人公のアンはおしゃべりで、想像力旺盛で、失敗ばかり重ねます。
しかし、決して落ち込んだりしません。
 大学入学を前に、アンを育ててくれた養父が急死してしまい、
アンは大学進学を断念せざるを得なくなります。
しかし、悲しみの中にあって、アンはむしろ養母を励ますように、
こう語りかけます。

 『自分の未来は真っ直ぐに伸びた道のように思えたのよ。
いつまも先まで、ずっと見通せる気がしたの。
ところが、今曲がり角に来たのよ。
曲がり角を曲がった先に何が有るのかは分からないの。
でも、きっと一番良いものに違いないと思うの。』

 これが、この物語全般を貫く、主人公アンの考え方であり、
人生観です。
アンはどんなに不幸な運命に出会おうと、決して嘆かない、
悲しまない、負けはしませんでした。
 『曲がり角を曲がれば、
 きっと素晴らしい景色がまた広がっているに違いない!』
と考え、明るく、伸び伸びと生きて行きます。
 
 また、アンは
 『友情が人生を美しくする』
と、いつも友人を大切にしました。

人生で一番美しく薫って、人生を一番美しく飾っていくものこそ
真の友情だと思います。

 こうした人間として平凡だけど、正しい考え方生き方で
アンは教師となり、妻となり、母となって幸福な生活を送りました。

 数年前のテレビのドキュメンタリーで私の好きなアーティストで、
還暦を越えても、美しい歌声を聴かせてくれてる小田和正が語ってました。

 『これからは、若い頃の思い出と生涯の友情が財産です。
 ファンもだけど、同級生たちを応援するような歌を歌っていきたい・・・(趣旨)』

 地位や名誉やお金に代えがたい人生の宝は、生涯の友人だと
実感する今日この頃です。

 私は、この『赤毛のアン』の物語を通して、
こうした考え方・生き方が出来ること自体が人間として幸福であると思います。
人間、強いようで、弱いもので、いざ苦難に直面すると、
すぐ嘆き、悲しみ、自分独りが不幸な境遇だと、小さな殻に閉じ篭もり、
落ち込んでしまい、夢を諦めてしまいがちです。

 今、希望に燃えた青春の春の真っ只中にいる皆さんも・・・
やがて、額に汗する暑い夏を経験し、心に穴のあいたような人恋しい秋風に吹かれ、
いつまで続くのか!?と感じる厳しい冬の寒さを味わう時が有るでしょう。
 例えば、勉強が思うように進まない、試験で悪い点数を取ってしまった、
果ては落第しただの、停学だの、退学だの・・・
受験に失敗し、希望のコースに進めなかったり・・・
就職に失敗して、希望の職に就けないとか・・・
失恋したり、離婚したり、仕事で失敗したり、リストラに遭ったり・・・
病気をしたり怪我をしたり・・・
悪い事例ばかり列挙したみたいですが、世知辛い今の世の中、
他人事、対岸の火事じゅあ~無いと思います。
私も少なからず、この中の幾つかは経験しました。
仕事柄出会う人生の大先輩の方々が異口同音に語られます。
【人生は紆余曲折の繰り返し、山あり谷あり!!】と・・・・・

 そんな時こそ、この物語の主人公アンのように・・・
前向きで明るい”楽観主義”で乗り越えて行きたいと思います。

 そして、独りで負けそうな時、心が折れそうな時こそ、
 『まさかの時の友は真の友』で友情パワーが凄い力を発揮すると実感します。
色々な優れた先人の知恵の言葉に
 『冬は必ず春となる』
 『朝の来ない夜は無い』
 『After rain comes the sun』(雨の後には太陽が輝く)【アメリカの諺】
とあるように、負けない、前向きな楽観主義で進めば、道は必ず開けるものと
信じて一日一日を心新たに生きて行きましょう!!


なん~か人生達観したような偉そうな内容になり、すみません。
想いのまま・・・徒然なるままに・・・なのでお許しを。。。。。












最新の画像もっと見る