2017.07.09
痛みはさらに進化し、ちょっとやそっとのリリカではもはや
手に負えなくなっていた。
ミリ数を少しずつ上げていき、その都度様子を見る事にした。
しかし断続的にやって来る痛みはすぐには消えず、昼夜関係なく
襲ってきた。
就寝時、痛みをこらえ無理に眠ろうと目をつぶり、うとうと仕掛けたと
思ったら、すぐに襲ってくる。
この繰り返しで朝を迎えるのだ。
睡眠不足と強烈な痛みで精神的にもおかしくなりそうな日々が続いた。
ある日の夜中、痛みは最高潮に達し、たまらずナースコールを取る。
だましだましの鎮痛剤はくれたが、だましだまし朝を迎える。
主治医の往診時に昨夜のことを訴える。
リリカのミリ数が上がった。
痛い。
そんな甘いものではなかった。
何とかしてほしい。
これがもし自宅待機時に起こったと思うとゾッとする。
さらにリリカのミリ数が上がった。
ようやく極限の痛みはおさまったのか…
自分寄りに判断をしてしまう。
ただ本当に痛みは、気持ちの問題でなく薄らいでいた。
とにかく夜は小用に起きるだけで、ぐっすりと朝まで過ごせた。
一週間ほどで帯状疱疹の治療は終わり、ようやく最後のプログラムに
入ろうとしていた。
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