映画館で見逃した日本映画「真夏のオリオン」をDVDで鑑賞できた。2005年に公開した潜水艦映画「ローレライ」と同様に、福井晴敏の原作の映画である。感想としては、予告編がたいへん良く出来ており騙された感もあるが、まあ楽しめた作品であった。但し、「ローレライ」と比較するとかなりおおざっぱな作りであった。CGも安っぽいし、真夏のオリオンのメロディーも良く分からないし、友情や愛情やヒューマニズムも弱い。
今回はロバートミッチャムが出演していた潜水艦映画「眼下の敵」を意識して製作したような気がするが、敵同士の読みあいを描くシーンのハラハラ感は、遥かに及ばない。最後に敵将同士が敬礼するシーンも同じであったが。
「ローレライ」の役所広司はかなりはまり役で、最後のシーンでは、敵に囲まれて確実に集中砲火を浴びて撃沈するだろう状況で、笑顔で「さあ、日本に帰るぞ」って号令をかけるシーンはゾクゾクするほどカッコが良かった。「真夏のオリオン」は、玉木宏が熱演しているが、艦長としての迫力に欠けてる。また、妙に整った声がきれいで、戦時映画ではいままで登場していない軍人像で、当時こんな艦長はいないのでは? と思うが。
この手の題材は個人的には好きなので、また違った作品の登場を待ちたいと思う。
今回はロバートミッチャムが出演していた潜水艦映画「眼下の敵」を意識して製作したような気がするが、敵同士の読みあいを描くシーンのハラハラ感は、遥かに及ばない。最後に敵将同士が敬礼するシーンも同じであったが。
「ローレライ」の役所広司はかなりはまり役で、最後のシーンでは、敵に囲まれて確実に集中砲火を浴びて撃沈するだろう状況で、笑顔で「さあ、日本に帰るぞ」って号令をかけるシーンはゾクゾクするほどカッコが良かった。「真夏のオリオン」は、玉木宏が熱演しているが、艦長としての迫力に欠けてる。また、妙に整った声がきれいで、戦時映画ではいままで登場していない軍人像で、当時こんな艦長はいないのでは? と思うが。
この手の題材は個人的には好きなので、また違った作品の登場を待ちたいと思う。