チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

カメラが趣味だったマリオ・デル・モナコ(1959年、イタリア歌劇団来日)

2017-02-05 00:45:28 | 来日した演奏家

イタリア歌劇団は1956年に初来日し、1959年に再び来日しました。

その公演には名テノール、マリオ・デル・モナコ(Mario Del Monaco, 1915-1982)が登場。


↑ カルメンでドン・ホセを演じるデル・モナコ。カルメンはジュリエッタ・シミオナート(Giulietta Simionato, 1910-2010)。

 


↑ 自宅。左は奥様。デル・モナコの右はテレフンケン社製の超高級テープレコーダー

 


↑ 自分の歌声を録音しながら練習。テープは残っているんでしょうか。


デル・モナコは非常に多趣味なことでも有名だったそうです。

特にカメラ撮影の腕前はプロ並みで、自宅には暗室もありました。



↑ 金庫には高級カメラがいっぱい

 


↑ デル・モナコ自身が設計した自宅の暗室

 


↑ 自分で撮影した写真の現像、焼付けまで行う。

そんなデル・モナコは日本にも多くのカメラを持参したそうですが、日本報道陣の舞台撮影のための望遠レンズ軍団には驚き、是非一台買いたいと言ってたようです。

 


↑ 日本の望遠レンズに驚くモナコ

。。。どんなレンズを買ったのか知りたいです!

(『国際写真情報』1959年4月号より)



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