『フォーカス』1983年10月14日号より、同年9月28日の諏訪根自子さん63歳、23年ぶりのリサイタルの画像です。
↑ 場所、ピアニストがどなたなのかを調査中。
諏訪根自子さんは、1960年春の日比谷公会堂での演奏会を最後にステージを去り、結果的に引退したような形になっていました。さらに1968年には東大教授の大賀小四郎氏と結婚、翌年同氏と渡欧したため、日本で再びステージに立つ可能性はますます小さくなっていたといいます。
ところが1981年11月にバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」のレコードを発表(根自子さん自身はこの「私家版」の市販には消極的だった)、売れ行きが良かったことが彼女を23年ぶりのリサイタルへと踏み切らせたらしいです。
。。。根自子さんのこのバッハの録音、Amazonで買って聴いてみたい。