神戸ビエンナーレ

25/10/2007

神戸メリケンパークで開催されている芸術祭神戸ビエンナーレ２００７に行ってきました。

ビエンナーレとは、２年に一度開かれている美術展覧会のこと。
１００年以上の歴史をもつ大きな祭典だそうです。

公園内にはおよそ５０体のコンテナが設置してあり、その中にいろいろな作品が展示されてありました。
絵画だけでなく、モダン立体アートや現代陶芸、ビジュアルを楽しむような作品まであり、初心者でも飽きずに楽しめる内容。
思っていたより広くたくさんの作品があるので、丸一日いても楽しめそうです。

光と影で演出される幻想的な世界や、ＣＧを駆使して作られた近未来の世界など、これはかなり楽しめます。
大学生なら500円で入場できるので、今度はもっとじっくりとまわってみるのもいいかもしれません。

夕方だったので、背景のポートタワーや海洋博物館のライトアップも綺麗でした。
只、来るのなら平日を絶対にお勧めします。週末や祝日は、人でごった返しているらしく、ビジュアルアートなんかはおそらく台無しかと・・・。

来月の25日まで開催しているみたいです。
社会の荒波に泳ぎつかれて病んでいる社会人、レポートに追われて寝不足の学生、子供の世話や毎日の料理に疲れた主婦。
是非一度そっと足を運んでみてください。
芸術を意味がわかるわからないで解釈することは間違っているそうです。
「価値・意味の呪縛」から心を解き放ち、ただ目の前のオブジェクトを単に「好き嫌い」の感性で感じるのが一番だと。
アートは癒しの原点です。

「今日のお薦め」
Duke Ellington [ Take the "A" Train ]
Ａ列車で行こう