え？

ビックリした…
時代は21世紀だというのに、自分の財布から『銭』という単位の硬貨が出てくるとは思わなかったよ…
どうやら、お釣りとしてもらった時に気付かずにしまってしまったようです。
1円玉を何枚か支払おうと出した時に、ちょっとした違和感があってよく見たら「１０」っていう数字が見えたので慌てて財布に戻しました。
家に帰ってよく見ると、十銭となっていました。1円玉より２ｍｍほど大きいけど軽さは同じ位。10と書いてある面は、右から「日本国政府」「昭和二十一年」とあり、桜の絵のようなものがあります。その裏面は、やはり左から「十銭」と書いてあり、稲穂の絵と菊のご紋が入っています。
今十銭硬貨は、やっぱり1円の10分の1の価値なのかしら？
（写真は、左が1円玉。右が10銭）

実は最初、偽造硬貨かと思ったのです。
五年前のとある夕方、どうしても百円パーキングに入れたかったのに、小銭が無くて。仕事中でお客さんの待合わせ時間が迫っていたので、小銭を作るために、慌てて近くの自販機でお茶を買ったのですが、出てきたお釣りが全て本当の百円玉ではなかったのです。とても急いでいたので、ウォンなのか、ゲーセンのコインなのか、何だったのかよくわからなかったけど。「百円玉を作りたくて買ったのに」と泣きそうだったことを思い出しました。
結局その時は、近くに小さな1軒の商店があり、店は閉まっていたのですが、半分シャッターが開いて、偶然、物を出し入れしている人がいたのです。それはもう必死にその人に事情を話すと、その自販機を管理しているお店のようで、「またか…」と言いながら、全て本当のお金に交換してくれたので、自分が丸々損をしなくて済んだのですが。
んー、私って結構、珍しい体験をしている人かもしれませんね。