モノクロレター

この事は書こうかどうか悩んだ。
文章にするには、少し記憶と想いを整理しなくちゃならなかったし。

離婚して2年と少したちました。
彼女との結婚生活とその終わりはブックマークにリンクしてる記事にあるんだけど、
色々な責任を感じてるし、それによる色々な後悔もある。
読み返してみたけど、それらの出来事の感じ方は今もあまり変わってないっぽい。

その元嫁とこの前少し話をした。
「あなたはもっと人に心を開いた方がいいよ。
私にもあまり開いてくれなかったし、それも離婚の理由の一つ」
世界で一番弱みを見せられる人は君だったんだけどな・・・・
一番って言うか、唯一の人だったよ。

「離婚した事に後悔は無い。あなたは普通に結婚して、父親になって、幸せになって」
僕はあのタイミングで離婚にうなずいた事を今でも後悔してる。
病気で弱ってる君に大きな決断をさせるべきではなかったと。
先延ばしにする事は可能だったはずだ。
今まで誰にも言った事は無かったけど、どうやったら君を迎えに行けるか一生懸命考えてた。
病気を治して、仕事を軌道に乗せて、両親に勘当されれば君を迎えに行けると思ってた。
君の病気と今の状況には責任を感じてる。
だから、自分の人生にも君の人生にも責任を持ちたいと考えてた。
君は子供を産めない事をよく気にしていたけど、今時、珍しい事じゃないし、別にいないならいないで楽しく生きていけると思うよ。
でも、もう僕を必要としていなかったんだ、離婚の原因の大部分は病気に関する事だと思っていたけど、それ以前にもダメな所がたくさんあった訳だ。

こんな会話があって、もう自分を必要としてくれる人間がいない事が判ってしまったよ。
共依存にもなれやしない。
まー責任は僕にある訳だし、自業自得ですなぁ。
たまに、色々あって女性不信で女子と付き合えないって聞くけど、
僕の場合は自分不信だな。
心を開くって事が出来てないのもあるだろうし、
他者と一緒に幸せを作るって能力が丸々欠けてるんだろうなぁ。

人生にパートナーがいないってのは気楽ではあるけど、
生きてく張り合いもあまり無い気がするなぁ。
それが判っただけでも、結婚して良かったけどね。
それ以前の自分は、もっと人らしい感性を持って無かったもの。
これからは精神的ヒキコモリで行くぜ！
まー外面もそれなりに気にしますけどね

あータイトルのモノクロレターですが、矢井田瞳の曲で、
一人で聞いてるとかなりハマっちゃう自分がイヤ。
誰かとの思い出を浮かべて聞くと元気マイナス20%とかになります。
矢井田瞳は結構ポジティブじゃない歌もあって意外と好きです。