ひさらのきまぐれ。

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プラハ国立歌劇場「アイーダ」(東京文化会館)

2009年10月31日 | 舞台
演目 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(全4幕・字幕付原語(イタリア語)上演)
指揮 ジョルジョ・クローチ
演出 マッシモ・ガスパロン
出演 アイーダ:ディミトラ・テオドッシュウ
   ラダメス:マリオ・マラニーニ
   アムリネス:ヨラナ・フォガショヴァー  他



ヴェルディのオペラ「アイーダ」全幕を見てきました。
楽しかった~♪

主演アイーダ(テオドッシュウ)は流石の迫力。と言っても一人勝ちにはなってなくて、アムネリスも堂々渡り合ってましたし。これ大事だと思うんですよ。バランス。
アイーダが素晴らしくなくちゃ作品自体が成立しないのは勿論なんですが、逆に一人だけ素敵でも、王女に勝っちゃってるんじゃ物語が破綻してしまう。
思いに一途で、でも余裕がなくって。権力を行使してでも恋を勝ち取ろうとする、そういう人物像がきっちり出ていて良かったです。

テオドッシュウのファンからすると、ワンマンショーではない演目だったので物足りなかったかもしれませんが(今回スタンディングオベーションがなかったのはそのせいかなぁと)。

個人的には、アイーダのお父さん、アモナスロ役のメゲランジェロ・カヴァルカンティに注目。アイーダの父、というにはちょっと若かったですが(笑 
低音が素敵だっただけでなく、すらりとした体型が珍しくて。ダンサーに混じって(奴隷の姿で)いても、全然違和感がなかったという。
同行者いわく「ミュージカルに出てきそうだよね」。
まさにそういう感じでした。

余談ですが、会場で偶然友人に会いました。
幕間に声をかけてもらってビックリしたんですが。同じ作品を見ていることすら知らなかったのにあの広い&人の多いホールで、よく見つけ出せたなぁと感心しちゃいました。
幕後、いると知ってて探したけど、見つけられなかった私…^^;;

今度またご飯食べに行きましょう!>Oさん。

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