イギリスはやっぱりマズい

イギリス生活の不満を世界の裏側で叫ぶ

でーたがあぼーん

2005-04-16 15:38:47 | イギリス暮らし
個人のホームページを持っているんだけど、
(短編小説です)
そっちのCGIサーバがクラッシュして、
データが全部 とんだ。

もう使っていないCGIも多かったんだけど、
一部は重要なやつで、
その短編小説を管理しているCGIだったのでショック。
小説のファイル自体は別サーバ上にあるから、
本当にほんとーに困るかと聞かれるとそうではないけど。
それにしても、
どっちもバックアップがまったくないわけではないが
ちょっと古いんで差分を追加するのがかなり面倒だ。


しっかし、このISP、
CGIサーバまるまるあぼーんてのは
どうよ?
日本でこういうことある?
BTほどじゃないけど、
年間最優秀ISPにもなったことのあるわりと大手なのよ。


ユーザフォーラムではさぞかしみんな怒ってると思ったら、
「ショックだけど、
 個人ファイルのバックアップは個人の責任、って
 書いてありますからね」
と結構冷静な人が多い…

イギリス人、オトナだ…
というかあきらめ早い。
この国では、いろんな理不尽なことがあるからな。
これくらいで激昂してたら、持たないんだろな。


なんせ、乗ってる地下鉄が
知らない間に行き先変わるしな。
丸の内線に乗ってたと思ったら有楽町線になってるのよ、
気がつくと。


ここはそんな国です。

衛星放送を入れたものの…

2005-04-04 22:19:34 | イギリス暮らし
アメブロの頃からお読みになってくださっている方もいらっしゃると思います。
そちらに書きましたとおり、1月ごろ、衛星放送のスカイを入れました。
その頃スカイは新規加入キャンペーンをやっていて、3ヶ月間は半額になるというものでした。それでほいっと乗ったわけです。
その時電話したスカイの人が「3ヶ月半額だから、このパッケージ(月41ポンド)にして、3ヶ月過ぎたらほかのもっと安いパッケージに変えればいい」と言ったので、そうしようと思い申し込みました。

そろそろ3ヶ月なので、パッケージを変えなきゃな。
映画はあんまり見ないから、映画のないやつにして、そうすると30ポンドちょいになるから、その分チェルシーTVを入れるか。少し安くなるな。

と思いながらふと銀行のステートメントを見ました。
(この国には日本の銀行のように通帳はありません。1ヶ月に1回くらい、ステートメントが送られてきてそれに全出納が載っています)
すると

1/16 sky digital 41ポンド

全額引かれてるじゃんかーー!?!?
半額って言ったのにーーーー!!!

私はそもそも電話が嫌いで、よっぽどでないとかけないし苦情や手続きはメールで済ませたいのですが、これはどう考えても電話をかけなければらちがあきません。
仕方ないので、決死の思いでかけたところ。

「あなたのアカウント情報には、半額にするという情報がどこにもありません」

ときた。
「あなた1月ごろに半額のキャンペーンやってたの知らないんですか?」とあきれたように、私。
「知ってますよ。でも、そのキャンペーンの適用を受けたという記録がどこにもありません」
「その頃に加入した人はみんな受けられるんじゃないんですか!?」
「違います。適用します、とこちらで言った人だけです」

はぁ~~~~~~!!?!?!?

「どうやって加入したんですか?」
「電話です!」
「では、その時の電話の内容は録音されて保管されていますから、その内容を聞いてくれるように、ヘッドオフィスに手紙を書いてください」
「あなたがその録音を聞いてくれるように言ってくれるんじゃないの!?」
「いえ、手紙を書いてください」

この手紙ってのがこの国のくせものなんだー!
大体読んでくれないし、遅いし、それからさらにすったもんだがあることは火を見るよりも明らかである。

「それ、私がしなきゃならないんですか!?(Do I have to do that by myself!?)」
「いえ、しなきゃならないってことはないんですよ(You don't have to ...)なぜなら…」

ああもう聞きたくない。
もうすんごい、イギリス的だ。まごうことなきイギリスだ。

これから40ポンド(8000円)をめぐってまた、長い闘いが始まる…

コリン・ファースにメロメロ

2005-04-03 22:54:26 | イギリス人てこんな人々
 英国に来て以来、ちょっとおやじもいいなと思うようになってしまった。
 直接の原因は、コリン・ファースである。

 非常にありがちだが「ブリジット・ジョーンズの日記」ではまった。
 正直私の趣味は若者だが(決してショタではない)、コリン・ファースだけは別格。あの中年のセクシーさにはメロメロだ。ヒュー・グラントもいいけど、この映画の場合は絶対にコリン・ファースである。なんていうか、グレイの無地のタートルセーターを着させたら彼ほど似合う中年はいないと思われる。最高っす。

 何がいいって、ブリジットの誕生日に料理を手伝ってくれるところ。それも、スーツで! スーツ萌えにはたまらんシーンである。途中で上着を脱いでくれるところも、私にとってはサービスカットである(笑) 
 緩めたネクタイのままでボウルを持つマーク・ダーシー(ああん、白いシャツの肩幅広いっす!)。
 客が来ると聞いて、ちょっとだけネクタイを直すマーク・ダーシー(でもちゃんと直ってないの!)。
 ダニエルとのけんかがへっぴり腰のマーク・ダーシー(弱そう、でも頑張ってる!)。
 ああ、たまらんですたい(左門豊作?)。

 で、調子に乗って、これもありがちだが「高慢と偏見」も見た。英語版だけど。へえーNHKでやってたんですねえ。
 意味もなく入浴シーン(サービスショット、か?)があったので「君は由美かおるか!」と突っ込んでしまった(笑)

 しかし恥ずかしながら、ジェーン・オースティンって英国に来るまでちぃとも知らなかったんだよははは…(^^;
 使う英語がまわりくどいというかまどろっこしいところが、古文好きの私の心をくすぐる。
 途中から彼のリジーを見るまなざしが変化していくところとか見事だねえ。例の告白シーンも、「おすわりになれば?」って言われてんのに立ったり座ったり座ったり立ったり、口を開いたかと思えば言葉を飲み込んで、「あ~~もう早く言えよ!」とまた突っ込んでいた私(笑) つっぱねられた直後、いつもは一直線に刺すようなミスター・ダーシーの目が、戸惑って泳いでいる感じもキュンとさせられた。コリン・ファースやっぱ素敵だわ。

 ただ、彼の場合はにかむように笑っている表情とか、困ってる表情が好きなので、このドラマではしかめつらが多いのが残念。最後の最後では笑ってくれるけど…
 BJ、2作目はまだ見ていない。