がんをなんとか治そうとして、だけどなぜか医師が勧める標準治療は拒否して、気功や手かざしや水素水などに頼ったわけですが、ニセのスピリチュアルに警鐘を鳴らすことを自らの使命としている私から言わせて頂ければ、世の中には迷信俗信の類が毎日毎日増え続けるゴミの山みたいにあふれかえっています。
海老蔵の「にらみ」は歌舞伎界で成田屋にだけ伝わるワザ(女性セブン)2011年2月2日
https://www.news-postseven.com/archives/20110202_11533.html
歌舞伎とは、傾くという言葉の古語、“かぶく”というのが語源で、放蕩無頼の若者「かぶき者」が、やり場のない思いを表現したのが歌舞伎の始まりだ。
1600年ごろ、斬新な動きや派手な装いを取り入れた「かぶき踊り」で一世を風靡したのが出雲の阿国。「かぶき踊り」や「女かぶき」が大ブームになった。江戸の元禄時代になると大衆娯楽として最初の最盛期を迎える。「西の藤十郎、東の團十郎」の2大名優が登場した。
この團十郎こそが初代の市川團十郎で、現代まで続く江戸歌舞伎の創始者。市川一門を率いる市川宗家といわれる。だからこそ代々の市川團十郎は、江戸歌舞伎を代表する特別な役者として人々から尊重されてきた。
その後、近松門左衛門など優秀な作者も歌舞伎の普及に貢献し、現在でも上演される『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』といった3大名作も誕生している。また歌舞伎の独特のメイクや演出などの方法も江戸時代にできあがった。
歌舞伎のメイクは、善人は白塗り、悪人は赤顔。ほかにも眉の引き方、目張り、唇のつくり方に特徴がある。より顔の動きをわかりやすくするための「隈取り」は、顔の筋肉を強調するために紅や墨などで施される。海老蔵の殴打事件のときに話題になった「にらみ」は、いわゆるにらみつける動作だが、これは成田屋の役者だけに伝わる邪気払いの所作をいう。
海老蔵 正月にらみで無病息災(デイリースポーツ)2016年1月4日
https://www.daily.co.jp/gossip/2016/01/04/0008693975.shtml
歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)らが出演する「初春花形歌舞伎」が3日、東京・新橋演舞場で初日を迎えた。公演の締めくくりに、茶色と黒のかみしもで舞台に上がった海老蔵は「新年の無病息災を願いまして、にらみをご覧に入れます」と正月らしく口上。鋭い眼光を放つ間に幕が降り、万雷の拍手を浴びた。
海老蔵の「にらみ」がニッポンを救う!?(東スポWeb)2013年2月23日
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/109995/
“梨園のプリンス”市川海老蔵(35)が19日、「2020年オリンピック・パラリンピック開催都市決定200日前記念イベント」(都内)になんと「アスリート」として出席した。
五輪の東京招致に全面協力を宣言、日本の“お家芸”ともいえるレスリングの除外危機についても言及。首を大きく横に振り「なぜだ…」といった表情を見せながら「本当に残念。(日本には)強い人がたくさんいるのに、それを五輪で見られないことはあり得ない。絶対的に見たい!」と力説した。
日本の伝統芸能である歌舞伎と五輪のつながりは深く、1984年のロサンゼルス五輪では「先輩方が体操のメダリストの前で歌舞伎十八番の演目を披露していた」とのこと。
そんな中、関係者の間でひそかに期待されているのが、市川家に代々伝わる「にらみ」のパワーで、レスリングの除外回避や五輪招致を成功させようというもの。にらみは市川家一門(成田屋)の役者だけが行う所作で、「見た者は無病息災の御利益がある」など邪気払いの意味をもつ。
招致委員会の男性スタッフは「9月の開催都市決定を前に、レスリングの除外危機や柔道のパワハラ問題など暗い話題が相次いだ。その悪い流れを断ち切るために、選考委員へのプレゼンテーションで歌舞伎を見せられないか検討している。舞台上で“にらみ”を利かせてもらえれば、まさに百人力だ」と話す。
海老蔵も「お声が掛かれば(招致のために)自分にできることがあれば何でもやりたい」と前向き。海老サマがニッポンを救う!?