天瀬ひみかのブログ 『不思議の国のAmase』 AMaSe IN WONDeRLaND

僕たちの旅、ここではないどこか、幸福な場所へ。

【朝鮮半島危機】<米朝開戦は回避されるか>昨日(16日)から今日(17日)の動き

2017-04-17 16:04:17 | 日記

北 ICBM撃たず米と対立回避か 【中継】北朝鮮ミサイル発射の狙いは…?(NNN)2017年4月16日
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170416-00000038-nnn-int

今回の北朝鮮のミサイル発射の狙いについてどうみているのか?韓国・ソウルから藤田賢治記者が伝える。

アメリカとの決定的な対立は避けたいが、金日成主席の誕生日前後の注目される時期にアメリカに屈したようにみられたくない。発射からはそういった考えが透けてみえる。

アメリカが容認出来ないのは、北朝鮮がアメリカ本土を射程にいれるICBM(=大陸間弾道)ミサイルの発射実験に踏み切ることだが、アメリカ政府は今回発射されたのは中距離弾道ミサイルと分析している。つまり、北朝鮮としては発射でミサイル開発を続ける意思は示した、しかしアメリカの逆鱗に触れるICBMは撃たず、決定的な対立は回避した。そう言えると思う。

アメリカは、かつてないほど北朝鮮への圧力を強めている。中国もアメリカに強く促され新たな制裁に踏み切りつつあり、北朝鮮はこれまでとは違うレベルの脅威を感じている可能性がある。事実、先週の最高人民会議では19年ぶりに外交委員会を復活させ、対話の模索に向けた兆候もある。

ただ、北朝鮮は今月25日にも軍の創立記念日という節目を迎えることから、当面、緊張状態は続くことになりそうだ。




北朝鮮ミサイル 米国「失敗に対処する必要はない」(毎日新聞)2017年4月16日
https://mainichi.jp/articles/20170416/k00/00e/030/175000c

米ホワイトハウス当局者は16日、北朝鮮が同日発射したミサイルについて「ICBM(大陸間弾道弾)ではない。おそらくは中距離ミサイルだ。発射後4~5秒で失敗した」と説明した。今後の対応については「大統領は軍事、外交など幅広い選択肢を持つが、今回の失敗したミサイルに特に対処する必要はない」と述べ、当面は静観する姿勢を示した。ペンス米副大統領のアジア歴訪に同行する記者団に語った。




<北朝鮮ミサイル>米政府「核実験なら別の行動を取った」(毎日新聞)2017年4月16日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170416-00000068-mai-int

韓国軍合同参謀本部や米太平洋軍によると、北朝鮮は16日午前6時21分(日本時間同)ごろ、東部咸鏡南道(ハムギョンナムド)新浦(シンポ)付近の陸上から弾道ミサイルを発射した。ミサイルは直後に爆発し、米当局者は失敗と断定した。発射はペンス米副大統領が韓国を訪問する直前に実施されており、北朝鮮はトランプ米政権の軍事的圧力に対抗して、核・ミサイル開発を継続する姿勢を鮮明にした形だ。



米ホワイトハウス高官は16日、発射されたのは「中距離弾道ミサイル」との見方を示し、「発射後4~5秒で爆発した」と述べた。その上で「失敗した実験に対抗する必要はない」と語り、直接的な反撃などは行わない意向を示した。一方、「核実験が行われたら、米国は別の行動を取っていた」とも発言し、北朝鮮を強くけん制した。日米韓はミサイルの分析を進め、北朝鮮がさらに挑発行動に出ないか警戒している。



中国外務省は16日、外交を統括する楊潔篪(よう・けつち)国務委員とティラーソン米国務長官が北朝鮮の核・ミサイル問題について電話協議したと発表した。今回の発射についての対応も議題に上がったとみられる。



ペンス副大統領は16日午後、日本を含むアジア各国訪問の一環で韓国に到着。「米韓同盟はこれまでになく強固だ」と述べ、北朝鮮の脅威に同盟国と連携して対峙(たいじ)する立場を明示した。17日には黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行(首相)と会談して北朝鮮問題などを話し合う。米国は原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島近くに派遣し、即応態勢を取っている。



北朝鮮は15日の故金日成(キム・イルソン)主席生誕105周年を祝賀する軍事パレードで、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「KN11(北朝鮮名・北極星1)」や陸上配備型に改良した新型中距離弾道ミサイル「KN15(同・北極星2)」のほか、米本土を狙う大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される新型ミサイルを公開。崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党副委員長は「米国が挑発を仕掛けてくれば即時に壊滅的攻撃を加え、全面戦争には全面戦争で対応する」と演説していた。



北朝鮮は今月5日にも新浦付近からミサイルを日本海に向けて発射。改良型スカッドミサイル(射程1000キロ)などをさらに改良するための実験との見方が出ていた。




中国旅行社 北朝鮮観光を全面中止(聯合ニュース)2017年4月16日
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/04/16/0200000000AJP20170416000900882.HTML

トランプ米大統領が北朝鮮の核開発阻止に向け軍事的圧力を強めたことで朝鮮半島の緊張が高まる中、中国の旅行会社が北朝鮮への観光をすべて中止した。香港の有力英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが16日、伝えた。

同紙は国有最大手の中国国際旅行社(CITS)などの多くの旅行会社が北朝鮮への観光を中止したと報じた。

中国で唯一北朝鮮便を運営している中国国際航空も17日から北京と北朝鮮の首都・平壌を結ぶ便の運航を停止する。

中国は北朝鮮の同盟国だが、米国の圧力や朝鮮半島での緊張の高まりもあり、北朝鮮の核実験やミサイル発射に反対している。今回の観光の中止は北朝鮮に圧力をかける意図があるとみられる。

中国は故金日成(キム・イルソン)主席の生誕105年(太陽節)に合わせ、15日に平壌で行われた大規模な軍事パレード(閲兵式)にも政府高官を派遣しなかった。




北朝鮮問題、「対応すべき時が来た」 米大統領補佐官(CNN)2017年4月17日
http://news.livedoor.com/article/detail/12945925/

米国のH・R・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、北朝鮮の核開発計画への対応について、「全ての選択肢が俎上(そじょう)にあり、調整と展開が進んでいる」と述べる一方、米国は軍事力の行使を望んでいないと強調した。

マクマスター補佐官はABCテレビの番組の中で、「米国およびこの地域の同盟国やパートナーが敵対的政権によって核兵器の脅威にさらされる事態を、大統領は容認しない。同盟国やパートナーと連携し、中国のリーダーシップによって、幅広い選択肢を確立する」と語った。

同補佐官によると、選択肢の提示に当たっては、米国家安全保障会議(NSC)と国防総省、国務省および情報機関が連携し、「このような不穏当な行動パターンが続いた場合」、トランプ大統領が行使できる状態とする。

「この問題に対応すべき時が来た。平和的に問題を解決するため、今こそ軍事的選択肢を除くあらゆる行動に出るべき時だ」とマクマスター補佐官は述べ、「今後数週間、数カ月のうちに、我々のすべてにとって絶好の機会が訪れると思う。武力衝突に至らない範囲で行動を起こせば、最悪の事態は避けられる」と予想した。

このインタビューの数時間前には、米国と韓国の国防当局者が、北朝鮮が試みたミサイル発射は失敗に終わったとの見方を示していた。

今回のミサイル実験についてマクマスター補佐官は、「北朝鮮政権側による挑発と撹乱(かくらん)、威嚇のパターンに沿っている」と指摘する。

外交担当の米大統領補佐官は16日、このミサイルについて、中距離ミサイルだったとの情報があると述べ、米国の反応については「実験は前回の失敗に続いて今回も失敗した。その失敗を強調する必要はない。我々には軍事、外交、経済、その他の幅広い選択肢がある。大統領が行使することを選べば利用できる手段は幅広い」と強調した。

米国はこのところ、北朝鮮にとって最大の同盟国である中国に傾く姿勢を強めている。マクマスター補佐官は、中国が北朝鮮に対して実効的な圧力をかけるかどうかについて「展開を見守る」とした。

トランプ大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席の関係については「非常に温かい関係を確立しただけでなく、ほかの問題についても協調するようになった」とマクマスター補佐官は指摘。

「北朝鮮に関して協調し、国連の採決ではアサド政権側の大量殺人への対応に関しても協調した」と述べ、シリアでの化学兵器使用を非難する国連安全保障理事会の決議案採決で中国が棄権したことを「勇気ある行動」と評価した。この採決ではロシアが拒否権を行使していた。




米空母、25日を前後に東海へ進入…北朝鮮「先制攻撃、実践段階に入っている」(中央日報日本語版)2017年4月17日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170417-00000036-cnippou-kr

米原子力空母「カール・ビンソン」(CVN-70)が、北朝鮮軍創建記念日である25日を前後に東海(日本名・日本海)に進入するということが分かった。



17日、韓国メディアの毎日経済などは、韓国政府の高官消息筋を引用してカール・ビンソンが東海に入れば、韓国海軍と共に海上訓練を行うなど、北朝鮮への圧力というレベルで武力示威を行う計画だと報道した。



報道によると、北朝鮮軍創建85周年を機に6回目の核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射など大型挑発に踏み切る可能性に備え、東海で連合作戦を行う予定だ。



これに関連し、北朝鮮の労働新聞はこの日「正義の核火雷を避けることはできない」というタイトルの論評でカール・ビンソンの韓半島(朝鮮半島)周辺海域の展開に対して「米国の先制攻撃への試みが実践段階に入っている」とし、「ただでさえ険悪な地域情勢をより激化させる無謀な侵略行為」と主張した。




北朝鮮、米空母派遣「侵略行為」 「火花散らせば核」(共同通信)2017年4月17日
https://this.kiji.is/226556597192196099?c=39546741839462401

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は17日の論評で、トランプ米政権が原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島近海に向かわせたことについて「情勢を激化させる無謀な侵略行為だ」と改めて非難し、「米国がわが国の領域に一点の火花でも散らせば、即時に核の雷が降り注がれる」と威嚇した。

論評は「米国はわれわれが恒常的な攻撃準備態勢にあることを忘れてはならない」と強調。「戦争熱に浮かれた頭を冷やして自粛しなければ、結果は残酷だろう」と警告した。




ペンス副大統領、非武装地帯視察 「全ての選択肢検討」(共同通信)2017年4月17日
https://this.kiji.is/226551816408679929?c=39546741839462401

韓国訪問中のペンス米副大統領は17日、南北の軍事境界線がある板門店で非武装地帯(DMZ)を視察した。ペンス氏は北朝鮮に対応する上で「全ての選択肢を検討している」と述べて軍事的選択肢も排除しない考えを改めて示し、「北朝鮮は同盟国を支える米国の決意を読み誤ってはならない」と話した。

ペンス氏は「米韓同盟は揺るがない」とも語り、韓国と北朝鮮がにらみ合う現場で強固な米韓同盟をアピールし、前日に弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮を強くけん制した。

ペンス氏は在韓米軍幹部と面会し、ミサイル発射を巡る状況について説明を受けたもようだ。




「我々をテストしない方がよい」 米副大統領、北朝鮮に警告(朝日新聞デジタル)2017年4月17日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170417-00000050-asahi-int

訪韓中のペンス米副大統領は17日午後、核・ミサイル開発や軍事挑発を続ける北朝鮮について言及し、「シリアやアフガニスタンでの行動を通じ、(トランプ)新大統領の力を見せた。北朝鮮は大統領の決意やこの地域の米軍の力をテストしない方がよい」と警告した。ソウルで韓国の黄教安(ファンギョアン)首相(大統領権限代行)と会談後、共同記者発表の席で述べた。




ペンス氏は「すべてのオプションがテーブルの上にある。我々は、通常兵器や核兵器などいかなる攻撃にも圧倒的に対処する」と指摘。オバマ前政権が採った「戦略的忍耐」の政策は「終わった」と語った。



ペンス氏はまた、米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の韓国配備について「引き続き、推進する」と表明。「(配備に反対している)中国の韓国に対する経済報復措置は問題がある」と語った。



そのうえで、「中国が北朝鮮に対応できなければ、米国と同盟国が対応する」と述べた。




北朝鮮が中国からの呼び掛け無視か、米国との緊張高まる中-関係者(Bloomberg)2017年4月17日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170417-18803827-bloom_st-bus_all&pos=4

北朝鮮が今月、米国との緊張が高まる中で中国外務省からの呼び掛けを無視したことが、事情に詳しい関係者の話で明らかになった。中国指導部が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に対して与えられる影響力について、疑問が膨らみそうだ。

同関係者が匿名で語ったところによると、中国の王毅外相と武大偉・朝鮮半島問題特別代表は北朝鮮側の担当者との会談を要請したが、返答がなかった。これを前に、習近平国家主席はトランプ米大統領とフロリダ州で会談していたという。

トランプ政権は中国に対し、北朝鮮に核兵器や弾道ミサイルの開発をやめさせる強い行動をとらせようと試みてきた。北朝鮮は大半の燃料・食料調達で中国に依存しているものの、習主席は中国最高指導者の地位を得た2012年以降、金委員長と直接会談したことがない。

中国当局者が訪朝および会談の要請をどれぐらいの頻度で行い、返答を得ないケースがどれほどあるかは不明。中国外務省にファクスで質問したが、これまでのところ返答はない。

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