19日の日曜日は今年初のレースで
こちらの大会に出場してきました
岐阜県海津市で行われた”木曽三川マラソン”です
姫ぱぱは、岐阜県を制覇していますが、私はまだ走っていなかったので
岐阜県制覇を目指し、姫ぱぱに付き合ってもらいました
この大会、参加費3000円と破格の安さです
コースは、このような河川敷を、ひたすらまっすぐ5ｋｍ走り
その道を5ｋｍ戻って
それを４周すると云う
全くもって、修行のような大会です
他の大会と違い、沿道の声援もなく
2ｋｍと8ｋｍに水だけのエイドが用意されています。
参加賞は、トラックに積まれたこちらの大根とTシャツです
”大丈夫だろうか・・・
同じコースを4周するなんて・・・出来るのか・・・”
いつものレースとは違う不安が心を過りますが
岐阜県制覇の為に頑張ります。
姫ぱぱは、快調に飛ばし（残念ながら、とぅらの助けはなかったようですが・・・）
良いタイムでゴールしました
私は・・・と、言えば
1周目ですでに、力を使い果たし
”もう・・・だめだ
・・・また・・・ダメだ”
状態になりましたが
考えてみれば、私の岐阜県制覇の為に出場した大会で
”ダメだったから、またお願いします”
なんて姫ぱぱに言える訳もなく
私には、とにかくゴールするしかありません。
そういえば
ラグビーの福岡選手が
”ラグビーは、もうダメだってなってから、何回そのダメを超えられるかを練習している。
ダメだと思っても、少し頑張ると楽になる”と話しているのを思い出しました。
私もその”ダメの後の少し楽”を目指す事にしました
気持ちって大事ですね
そんな風に考えを変えると、ちょっと足が軽くなったような気がします
”あれ・・・いいんじゃない
”
馬鹿な私はすぐに、調子に乗りますが・・・
普段からそんなきつい練習をしている訳でもない私に、そんな根性がある筈もなく
”いいんじゃない”はすぐに終わり”ダメだ”に戻ってしまいました
途中、気持ちも悪くなり、ちょっと休憩をとって
また前を進みました。
レースとしては、最悪ですが、完走を目指すしかありません
フラフラになりながら、ゴール手前で待つ姫ぱぱの所に到着しました
あと500ｍなのに・・・
もう力が残っていません
ゴール手前で、こんな弱った私を見たのは初めてだと、
姫ぱぱが驚いていました。
とはいえ、何とかゴールする事が出来ました
岐阜県制覇出来ました。本当に良かったです
ゴールして、倒れていると、姫ぱぱが救出に来てくれました。
”ダメだ・・・気持ち悪い・・・吐いてくる”
会場が河川敷なので、どこでも吐き放題です
会場が河川敷で、駐車場も河川敷にあるのですが
ゴール地点から2ｋｍ程の所に車が停めてあります。
最初に書きましたが、この大会の参加賞はこちらの大根です
姫ぱぱは、私の分の大根と2本を持って、
車目指して2ｋｍの道を歩きます
途中”重い・・・つらい・・・マラソンより・・・今が一番つらい
”
と弱音を吐いていました。
こちらの海津市は、三重県と愛知県の県境にあり
姫の長男のJACKの家もすぐ近くです
いつもなら、ゴールすると
すぐにお腹がすき、ご飯を食べに行くのですが・・・
さっき吐いたばかりで、まだちょっと食欲もなかったので・・・
姫ぱぱにお願いして
JACKの住んでいた桑名の街をドライブしてもらいました
JACKが過ごした景色を目に焼け付けてきました
その後、体調も戻り、お腹もすいてきました。
（体が丈夫だからでしょうね。すぐに回復します）
姫ぱぱが
”以前テレビで見て食べてみたいものがある”と言い出し
その店に向かいました。
三重県四日市のこちらの”とんてき”です。
ものすごい人気店のようでしたが
私達は奇跡的に並ばずに食べる事が出来ました
さっきまで、気持ちが悪かったのですが・・・
あっ！という間に完食してしまいました
ご飯と味噌汁はおかわり自由になっていて
姫ぱぱはおかわりしていました
残念ながら、私はおかわりは出来ませんでした
姫ぱはは、”また機会があったら、絶対食べに来たい”
って、喜んでいました
帰ってから、姫ぱぱがこの店の事を調べたところ
開店前から並んで、1時間くらい待つのは当たり前の店なんだそうです
そんな店に、全く並ばず入れるなんて
JACKから、
”来てくれてありがとう・・・いっぱい食べて帰って・・・
そして、また来てね。僕はここで幸せだったよ。
良い所でしょう”
って、言われたような気がしました
また、機会があったら・・・絶対行きたいと思っています
なんて、書きながら気がつきました
三重県はまだ制覇出来ていないんです。
って、事は・・・
絶対・・・また、来る事になりそうです
