仕事が終わってから出発して、
善光寺への完走祈願も無事に行い、良い感じで今年の長野マラソンはスタートしました
スタート前の姫ぱぱと卸さん
背中にリギを背負っていたので、５ｋｍ地点でおじさんから話しかけられました
”可愛いわんちゃんだね”
リギを褒めてもらい嬉しくなり
リギとの関係を説明し、
残念ながら２月に亡くなってしまった事。でも３５ｋｍ地点でリギの家族が応援してくれる事を話しました。
”何としても・・・３５ｋｍまではたどりつかないと・・・”
そんな話をして別れました
その後の３５ｋｍまでの長い道のり
バテてヨロヨロしていると、そのおじさんがやって来て私の背中をポンと叩いていくんです。
”３５ｋｍで待ってるんでしょう。頑張らないと
”
まさか！このおじさんはリギなの？？
なんて思いながら・・・
そのおじさんに励まされて
何とか３５ｋｍへたどり着くと・・・
待っていてくれました
こんな旗を持って
リギママさんはワラタと一緒に併走までして下さりました
そんなリギ家の姿に、号泣しながら走りました
が、３５ｋｍにも関わらず、リギ家の前で本気走りをしてしまった為
（実際は遅いのですが、自分ではかなりペースアップしたつもり
）
すぐにスタミナが切れてしまい、休みたくなりましたが
もしかして・・・止まったり歩いたりしたら後ろからリギ親父さんがついてくるかも知れない
恐怖にかられ、
ゴールを目指しました。
すると、３６ｋｍ過ぎた辺りで係員のおじさんが
”最後の関門（４１ｋｍ）まであと１０分急げ”と言っています。
えっ！！後５ｋｍを１０分・・・まさか・・・
絶対間に合わないじゃない・・・
リギ家があんなに応援してくれて、ママさんなんて、併走までしてくたのに・・・
関門で終わったなんて
とにかく、止められるまで走り続けようと思い、ひたすら前に進み、
最終関門まで辿りつくと・・・
”閉鎖時間まであと15分”でした
かなりヤバイ時間でしたが、助かりました。
係員のおじさんったら・・・嘘ばっかり・・・
まさか！係員のおじさんもリギなの？
そして・・・
卸さんと姫ぱぱを長い時間待たせ、無事ゴールする事が出来ました
とにかく完走出来て良かったです。
おじさん以外にも、リギの写真で声をかけて頂きました。
”可愛いわんちゃんね
”
姫ぱぱもこのように、リギを背負って走ったんですが・・・
誰からも声をかけられなかった
と寂しそうに言っていました。
リギを思いながら、楽しく走る予定でしたが・・・
俊足リギの名を汚しながらの４２ｋｍとなってしまいました
でも、リギが教えてくれました
”フルマラソン走るんだから、きちんと練習しなさい”
