富士市手話サークル ひまわり友の会

 ゆかいな仲間達のちょっぴりまじめな手話活動の記録です。

手話言語法の学習会 <2014年6月5日(木)定例会 担当:機関誌部>

2014年06月13日 | 機関誌部
今回のテーマは、「手話と日本語の違いを知ろう」
ろう者が手話で話すときには、
①眉の動き
②目の動き
③口の動き
④顎の動き
⑤体の向き
を使って表現しています。
つまり、これらが手話の文法。
主語、述語、目的語…という日本語の文法とは全く違うものです。



手話では表情が大切というのはこれまでもよく聞いていましたが、R者の表情とK者の表情では、それが持つ意味合いや役割がまた違うことを知りました。

もう1つ実感として感じたのは、手話も日本語も言語なのだなあということ。
普段話をするとき、R者はどんな表情や語順で表しているか意識していないし、K者は日本語の文法や語順を意識して話していません。
どの言語でも、人は自然に話しているとき、文法なんて意識しない。
これは、あらゆる言語共通のことです。

手話と日本語の違いを知り、手話も日本語も言語なのだと再認識した学習会でした。

報告者:機関誌部Kさん


県ろうあ者大会in焼津に参加して <2014年6月1日 場所:焼津市大井川文化会館ミュージコ>

2014年06月13日 | 県内の行事・活動
講師の佐々木克彦さん(ろう者)は、仙台市で東日本大震災を体験。
地震が起きた時、海から200メートル位しか離れていない工場で塗装の仕事をしていたそうです。

地震後自宅に帰る様に指示があった。
地震で車が使えなくなった同僚は、佐々木さんの車で駅まで送って行くという申し出を断って、自転車で駅に向かったそうです。
地震後停電になり、その後復旧した時に火災が起こる危険がある為、佐々木さんは工場に残りブレーカ―を降ろしたりコンセントを抜くなどの作業をしていた。 数分後、津波に襲われたが、工場の建物が強固だったので室内に居た佐々木さんは無事だった。
しかし、自転車で帰って行った同僚は途中で津波に飲み込まれて死亡してしまった。
生死を分けた判断。
何時起こるかわからない災害。
その時、私たちはどうするのだろうか?と考えさせられた。

災害が起こった時の準備としての話もあった。

~防災・減災対策~
①津波の届かない高い所へ 逃げる事!
②すぐ安否情報を確認する 事!
③地震=津波=逃げる という心構えや普段からの避難訓練が大切です!
④家でも備えておこう!
○防災用品○
目で見る携帯ワンセグ、ラジオ、食べ物、飲み水のペットボトル、救急セット、懐中電灯など
○自動車はガソリンをいつも満タンに!
⑤自分の身は自分で守る意 識が大切。

報告者:企画部Iさん

7月の予定

2014年06月10日 | サークルの予定
7月の予定
7/3(木) 言語法の学習会(ろう協)三役
7/7(月)役員会
7/10(木)記録部/各部の話し合い
7/17(木)企画部
7/24(木)学習部
7/31(木)機関誌部

行事
7/12(土)聴覚障害者・児 料理教室
7/12・13(土・日)全通研学校
7/27(日)富士まつり(3団体合同)

日本語対応手話と日本手話を学んで… <2014年5月28日(木)定例会 担当:学習部>

2014年06月05日 | 学習部
私は、文章のままに手話で表してしまいます。ろう者に、分かることとわからないことがあり、気持ちが通じないことがあります。でも、一生懸命に考えてくれて、理解してくれます。ありがとうございます。



ろう者の手話での表しを見て、日本語が難しいと言われているのに、いとも簡単な手話での表現を見て、素晴らしさに感動しました。手話をもっと学習して、いつかは、ろう者と楽しいことや情報交換など、いろいろな会話ができるように頑張りたいと思います。宜しくお願いします。





報告者:学習部Kさん