彼女を想う日

3年前の今日

私達の大切な彼女が旅立ちました

彼女　愛犬キララの話です

約18年前

初めて出逢った時の彼女

ミニチュアダックス専門の

ブリーダーさんの所での出逢いでした

とっても臆病な子で

そこがまた　彼女の魅力でした

生後4ヶ月を過ぎた頃

我が家の一員になりました

何事もなく　順調に成長してくれて

かけがえのない

私達の宝物になりました

当時の私は

手作りのドッグウエアや

おもちゃ類の通販店をしていて

彼女にモデルをしてもらってました

椅子にちょこんとお座り

お利口さんでした

お花見や子供達の学校行事

色んな所に一緒に行ったね

お留守番も　沢山したけど

お利口にして待っててくれました

12歳になった頃

突然後ろ足が立たなくなって

私は泣きながら病院に行きました

診断は

椎間板ヘルニア

一刻を争う状態でした

医師からは

「早急に手術をしないと危ない」

「麻酔で戻ってこれない危険性」

「歩ける可能性は五分五分」

家族で泣きながら話し合いをしました

たとえ歩けなくなったとしても

命を助けたい

翌日　緊急手術をしてもらい

3日後には経過もいいと言う事で

退院しました

臆病な子でしたが強い子でした

退院した翌日には

1人で頑張って立とうとするんです

その翌日には立ち上がりました

背中の傷跡が痛々しいけど

それすらも愛おしく思えました

その後は嘘のように元気になり

走れる程に回復しました

月日は流れ

15歳になりました

その年の暮れに

ワクチン接種の為　病院へ

すると

スタッフの方々から

ご長寿の表彰状をいただきました

一緒に写真を撮ってくださいました

私は感動して泣いてしまって

思わず賞状で顔を隠しました

それから2ヶ月後

その時は突然やってきました

キララの呼吸がいつもと違う

浅くて早い呼吸

病院に連れて行ったら　即入院で

酸素室に入りました

翌日が日曜日で

面会時間が朝の8時から30分間

身支度を早く済ませて

早めに家を出ました

病院まであと5分

その時　携帯電話が鳴りました

病院からでした

「先程　息を引き取りました」

間に合いませんでした

15歳と6ヶ月

彼女は旅立ってしまいました

彼女　キララはまだ我が家に居ます

寂しくないように

沢山飾り付けをしています

今日は大好きだったオヤツを買って

キララの側に置きました

彼女を想い出すと

今でも涙が出てしまいますが

楽しかった想い出が沢山あります

我が家に来てくれて

私達を幸せにしてくれて

ありがとう

ずっとずっと　大好きだよ💕

最後まで読んで頂きありがとうございました