白猫ひますけブログ「かぎしっぽ日記」

オッドアイ、かぎしっぽの白猫と暮らす日常を気ままに綴ります。

ひますけじゃない話 その5

2020-09-18 18:00:00 | ひますけじゃない話
たぶん、これで最後にするつもりの、その5です。ちょっと長いかも…。

実家での、ひますけ以前の動物たちを思い出してきましたが、その最後は、柴犬のユリです。




またもや犬の話と猫の写真(笑)
人のお腹はクッションだと思っているひますけと共にお送りします。


ユリは我が家にしては珍しく、ペットショップからやってきた子です。
と言っても、家族の知り合いの知り合い…くらいのご縁から、ペットショップ?で売れ残ったのか、お店をやめるのか、とにかくもうそこにはいられない犬がいるから、もらってくれないか、というような話があったらしく、買ったわけではありません。
もう大人になっていた柴犬を引き取ることになったのでした。

…でも、今書いていて思いましたが、我が家に来た時に、名前は「ユリ」と決まっていたので、ペットショップからそのままではなくて、一度どこかで飼われたのかも?
私が実家を出ていた時期のことなので、実はよく分かっていません(^^;;

ただ、もう名前が決まっているなら、私が漢字をつけてあげよう…と思って、
「友梨」という私が好きな漢字を当てはめたのでした。
漢字をつけたのは、たぶん太刀と知和の思い出があったから。
でも結果、すごく人の名前感が出てしまい、たまに同じ名前の人と出会ってしまったりするので、外向けには「ユリ」で通してました。




ひまわり、もそうですが、なんとなく和っぽい名付けをすることが多いです。
その方が落ち着くのかな…。


ユリは長いことペットショップにいたからか、心を閉ざしていて、臆病な犬でした。
散歩の時に、他の犬がくると目を合わせずに避けるように歩いていました。
でも、近所の犬からはモテてました。




この、ちょっと体が逃げていて、嫌そう〜な感じ!
この手は私ですが、ユリとは正反対の満面の笑みで写ってます。
社会人になってから一緒に暮らして、散歩にも行って、私としては可愛がってましたが、甘える感じはあまりなかったです。

そんな感じで怖がりだけど、吠えることもなく、優しくてキレイな犬でした。
歴代の柴犬の中で、一番の美犬だと家族の中ではよく話してました。

おばあちゃんになって、元気がなくなって、外は寒かろうと玄関の中に入れるようになったら、唯一心を開いていた母の靴を枕にして寝ていました。
そして、10月の終わりのある日、家族が全員帰宅したのを見届けるようにして、夜に最後ちょっとだけ鳴いて、息を引き取りました。


悲しくて、もう生き物は飼わない…と言いながら、ひますけと出会ったのが、1年9ヶ月後のことでした。




そして、今。
歴代の生き物たちの中で、一番甘えん坊で、一番近い存在として、私のそばにいてくれるひますけ。

ひますけじゃない生き物たちとの生活があったからこそ、今があるんだな…としみじみ思うのでした。



ひますけじゃない話 その4

2020-08-16 13:00:00 | ひますけじゃない話



パッカーン
毎日本当に暑いですね…。

という猫の開きはさておき、

勝手に不定期連載、その4です。

今日は、ひますけじゃないけど猫の話を。




子どもの頃からずっと犬を飼っていたのですが、中学生の時に初めて猫を飼うことになりました。

飼うことになった…と言っても、初めは偶然の出会い。
学校に迷い込んでいた子猫を友達と一緒に見つけて、部室でこっそり飼うことにしたのでした。
剣道部だったので、学校で猫の話をしていてもバレないようにという中学生なりの知恵?で、「シナイ」と呼ぶことに決めて、しばらく飼っていました。
それが数日だったか、もしかしたら1日くらいのことだったか、記憶が薄れてますが、とにかく割とすぐに先生に見つかって叱られたのは覚えてます。

で、これも正しい記憶かどうか定かではないのですが、先生からは捨ててきなさい、と言われたような…。
それに対して、ヒドイ…!と思ったような。
そして、誰か飼える人を見つけるから、ということで、私が家に連れて帰りました。

猫はダメ、と言っていた家族ですが、結局飼える人も見つからず(積極的に探さなかったとも言う)
子猫は可愛くて、
なし崩し的に飼うことに…。




ねえ、それさ、オラの話と似てるね。

ホント、同じです。
子猫を保護する
家族に反対されつつ、とりあえず面倒を見る
そのまま結局離れ難くなって飼うことに。

歴史は繰り返すのか、
私に成長がないのか(^^;)

違うのは、シナイは真っ黒の黒猫だったこと。

そして、当時の私にも家族にも猫を飼うノウハウがなく、さらに当時は去勢するのは自然に反する可哀想なこと、という意識をもってました。
なので、家の中でマーキングしたり、外に出て行って虫を取ってきたり…自由すぎでした。

ちなみに、シナイという名前はちっとも覚えず、祖母が「クロ、クロ」と、見た目そのまんまの呼び方をしていた時にも寄っていってました。

そんなシナイとの日々はあまり長くは続かず、
ある日、外に出て行ったシナイが帰ってこなくなり、車にはねられたことを知りました。

初めは飼うことに反対していた母が、いつの間にかとても可愛がっていたので、かなりショックだったようで、やっぱり、もう猫は飼わないことにしよう、と言われ…、

そして、このシナイの記憶が、
かなり経ってからの、ひますけの話に繋がるのでした。



だいぶ色褪せてきてるし、片目しか見えてませんが、大切な写真です。
考えてみたら当時はスマホとかなかったし、カメラはフィルムだし、今ほど日常生活で写真撮ること、あんまりなかったなぁと思います。
…また時代を感じる話!



ひますけじゃない話3

2020-07-31 18:00:00 | ひますけじゃない話



ひますけ定番のくつろぎポーズ!
今日も元気にひねってます(^^)

さて、勝手に不定期連載、ひますけじゃない話…その3です。

子どもの頃は犬をずっと飼っていた家でしたが、同時に鳥もいました。




…鳥…。
猫ブログ(笑)


小学生くらいの頃にいたのは、九官鳥。
キューちゃんという、なんのひねりもない名前でした。

九官鳥は人の言葉を覚えますが、キューちゃんは、たいしてしゃべらず(^^;
家族も特に意識して言葉を覚えさせようとはしてなかったような気がします。
なぜ飼っていたかも謎ですが、たぶん祖父の趣味です。

よく聞こえてくる言葉を自然に覚えたようで「ハーイ」はよく言ってました。
「キューチャン」「ハーイ」
と、自分で呼んで答えるという流れが時々あって面白かったのと、愛嬌のある可愛い顔をしていたのが思い出です。




鳥の話、まだ続く…。オラは寝てます。
なぜ、そんな所で(^_^;)


鳥と言えば、鶏も一時期飼っていました。
最近はもうないと思いますが、昔はお祭りの出店でヒヨコを売っていることがあって、
姉と2人でどうしても買ってほしい!とねだって、1羽ずつ買ってもらいました。
友達の家で鶏を飼っていて、産みたて卵を食べられるのが羨ましかったからかも。
姉のヒヨコはヒヨコのまま死んでしまって、泣きながら庭に埋めました。
私のヒヨコ(コッちゃん)は元気に大きくなり、卵を産むと信じていたらオスになりました。
これは、出店のヒヨコあるあるらしいです。

そして今思えばダメな飼い主だと思いますが、立派に育ったコッちゃんは、チビッコの私にはちょっと怖い存在になってしまったのでした。
さらに、元気すぎて早朝に「コッケコッコー!」と大音量で鳴き、ご近所迷惑との理由で、ある日帰宅すると祖父がどこかに譲ってしまっていたという、突然のお別れが。…切ない。
ヒヨコを欲しがったのは、それっきりです。




なんだかダメな思い出…そして昭和臭の強い話になってしまいましたが、
鳥類、ほ乳類…あったかい生き物は、ダメなりに子どもの頃から常に身近にいたからか、今でも全般的に好きです。
でも猫と鳥が仲良くできない気がするので、今はもう鳥を飼う選択肢はないかなー。




ひますけじゃない話、その2

2020-07-22 18:00:00 | ひますけじゃない話
勝手に連載、ひますけじゃない話。




それでは、今回もオラは寝ていますので。
…ぽちゃっとした白い生き物が床に落ちている図(笑)


私が育った家には、ほぼ切れ目なく犬がいました。
たしか小学校低学年の頃、姉が拾ってきたのが柴犬の雑種と思われる仔犬。
マーブルと名前を付け、まーちゃんと呼んでいました。
なんでマーブルだったのか…、たぶん姉がマーブルチョコが好きだから、とか、そんな理由だったような…。

ちなみに、見た目にマーブルチョコっぽさは微塵も感じられない、いわゆる柴犬の色でした(^^;
仔犬の頃は白っぽくてフワフワしていて、可愛かったのを覚えています。




ひますけも見た目に「ひまわり」っぽさは全くないですね。
…そもそも、ひまわりっぽさって何だという話ですが。

我が家の名前の付け方は、見た目よりも、何かに因んで…、あるいは何となく思いつき(笑)というパターンのようです。




では、まーちゃんの続きを。

姉が拾ってきたから何となくまーちゃんは姉の犬、という感じだったので、順番待ちをしながら抱っこさせてもらうのが嬉しかったなぁ。
抱っこできる時期はすぐに過ぎて、どんどん大きくなりました。
家族と一緒に散歩に行っていた頃、私も大きくなって1人でも散歩に連れていけるようになった頃…いろいろな思い出があります。

たちとちわは、もともと大人だったので、まーちゃんは仔犬から大人になって、おばあちゃんになって…を一緒に過ごした初めてでした。
同じ子どもだったのに、人よりも先に大人になってしまうんだ…ということを教えてくれたのもまーちゃんでした。




猫の写真と犬の話…

次回(勝手に連載)は、さらに種を超えていくかも、です。

ひますけじゃない話

2020-07-15 18:00:00 | ひますけじゃない話



オラじゃないとは、これいかに。


唐突ですが、最近、不思議なくらいに思い出すのです。
今までに一緒に暮らしてきた生き物たちのこと。

なぜなのか分からないけど、なんだか残しておきたくて、書くことにしました。
一部は何かに書いたような気もするのですが改めて。

まずは、私が生まれるより先に我が家にいた2匹の犬のこと。
…最初から、そもそも猫じゃない(^^;)




じゃ、オラは寝てますので。


柴犬…の雑種だと思われる2匹、
たち、と、ちわ。
たちがオスで、ちわがメス。庭に置いた檻の中で飼っていました。
小さい私には巨大に見えていましたが、多分普通の大きさだったと思います。
どちらかと言うと人に慣れていて優しいたちが私は大好きでした。

少し大きくなってからのこと、
たちは太刀、ちわは知和という漢字の名前なことを知り、なんだかカッコイイ!と思ったものでした。
さらに、
たち
ちわ
と並べて書くと、横にも読めて縦にも読めることを知り、うちの犬の名前はカッコいい、と、ひそかな自慢でした。

2匹は私よりずいぶん先輩で、出会った時にはすでにおじいちゃんとおばあちゃん的な年だったはずです。
一緒に暮らした日々は短かったけど、私にとって、家族の中には当たり前のように人間以外の生き物がいる生活の始まりがこの2匹だったんだな、と思います。


そして、今があるのですね。



あ…終わりました?