速水 敏彦 著
周りとの関係性が希薄な現代だからこそ、他人を見下し、自分が優れていると思う。思い込む。思い込みたい。
なるほどなあ、と思った。
全体的な中身は、学説というよりも若干感想文的な印象を受けたりもするけど、まあなんとなく当たってるんじゃ、と。
本の中で著者自身が何度も言及しているように、確かにこの主題で学術的に統計を取るのは非常に困難だろうと思う。
だから、きちんと数字で表せる、いわゆる「データ」が乏しくても仕方が無い、というか。
とにかく、なるほど、と思えるからとりあえずそれでよし。
他人との関係が希薄=誉めてくれる人がいない→誉めてもらえない→自信が持てない。
自信は持てないけど、人間は自己肯定をせずには生きられない生き物だから自然と「自分より下」に目を向ける。
そして、自分より下の人間を見て、他人は自分よりバカ、と思い込むことで安心する。という結果。
とにかく「利己的」「自己中心的」「個人主義」など、他人と交わらず内にこもってしまう感情が諸悪の根源らしい。
いやはや、耳が痛い限り。
もっと社交的になれ、もっと他者と交われ。暗にそう言われてるのでしょうが、私もそういうことを面倒臭く感じる現代人のひとり。
たまにならいいけど、他人とずっと過ごすのは疲れる。
ひとりがいい。
ひとりが気が楽。
それがすでに利己的な個人主義の入口。
人は易きに流れるものだから。
今後、日本国民がこの個人主義から脱する妙案はあるんでしょうかねぇ~。。。
周りとの関係性が希薄な現代だからこそ、他人を見下し、自分が優れていると思う。思い込む。思い込みたい。
なるほどなあ、と思った。
全体的な中身は、学説というよりも若干感想文的な印象を受けたりもするけど、まあなんとなく当たってるんじゃ、と。
本の中で著者自身が何度も言及しているように、確かにこの主題で学術的に統計を取るのは非常に困難だろうと思う。
だから、きちんと数字で表せる、いわゆる「データ」が乏しくても仕方が無い、というか。
とにかく、なるほど、と思えるからとりあえずそれでよし。
他人との関係が希薄=誉めてくれる人がいない→誉めてもらえない→自信が持てない。
自信は持てないけど、人間は自己肯定をせずには生きられない生き物だから自然と「自分より下」に目を向ける。
そして、自分より下の人間を見て、他人は自分よりバカ、と思い込むことで安心する。という結果。
とにかく「利己的」「自己中心的」「個人主義」など、他人と交わらず内にこもってしまう感情が諸悪の根源らしい。
いやはや、耳が痛い限り。
もっと社交的になれ、もっと他者と交われ。暗にそう言われてるのでしょうが、私もそういうことを面倒臭く感じる現代人のひとり。
たまにならいいけど、他人とずっと過ごすのは疲れる。
ひとりがいい。
ひとりが気が楽。
それがすでに利己的な個人主義の入口。
人は易きに流れるものだから。
今後、日本国民がこの個人主義から脱する妙案はあるんでしょうかねぇ~。。。