引きこもり主婦の家篭り日記

アクティブになったとはいえ、相変わらず引きこもる日も多いのである・・・

「 「新」訳 星の王子さま 」

2008-08-30 14:55:07 | 
辛酸 なめ子 訳・絵

こちらは彼女の世界観全開の少し変わった訳。
確かに彼女色なんだけど、でもしっかり星の王子さま。
そういうことだったのか!とちょっと眼からうろこ体験をしてみたり。
その見解が正しいかどうかはさておき、おもしろいから良し。
これもまた、良い悪い、正しい間違ってる、ではなく、
「そういう見方もある」という。

なんと下訳が椿姫彩菜。
そういやこないだテレビでフランス語が得意、とか言ってたような・・・
いいいなぁ、フランス語、私もしゃべりた~い。


「星の王子さま」

2008-08-30 14:50:03 | 
池澤 夏樹 新訳


ご存知星の王子さま、昔からの名訳は内藤濯。
どちらの訳がいいかは分からないけど、確かに訳が違えば見えてくる世界も違う。
こちらのほうが少し分かりやすいかな?
その分、なんというか神秘的な世界観は少しだけ減っちゃった気がしないでもないけれどでもそんなでもないかも。
今まで気づかなかったことを気づかせてくれる。

とにかく、はじめに言ったとおり、どちらが良い悪いではなく、こういう見方もある、という。

訳を変えて同じ話を読んでみるのもおもしろいものだ。

「フィッシュストーリー」

2008-08-28 18:03:47 | 
伊坂 幸太郎 著

ちょこーっとリンクしてたりするとこもあるんだけど、まあ独立した短編集。
「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」。

正直、表題作の「フィッシュストーリー」以外は・・・むにゃむにゃ。

やっぱり、伊坂さんの小説に出てくるキャラは、どの話も大体おんなじでおなかいっぱいです。
おもしろいとおもうし、素直にすごい作家さんだと思うけど、私にとっては味の濃すぎるハンバーグ・・・みたいな。
ハンバーグ、好きなんだけど、毎日は無理。みたいな。

しかもちょっと気になったけど、やたら女性が襲われる設定が多くない?
これって、女性としてはちょっと気分悪い。
襲われる女性の気持ち無視っていうか、小説の小道具、一設定として襲わせるのってどうなの?


んー。ごめんなさい。
単に今、伊坂さんな気分じゃないときに読んでしまったので合わないだけです。
そんな気分のときに読んだらおもしろいと思います。

「ながいながいペンギンの話」

2008-08-28 17:54:25 | 
いぬい とみこ 著

ブックオフで300円だったので思わず衝動買い!

子供の頃、寝る前に母が読み聞かせしてくれてたことを思い出した。
子供にとってはまさに長い長いお話なので、毎晩少しずつ読んでくれたんだけど、本当に続きが楽しみで楽しみで、わくわくしながら耳を傾けていた。


で、改めて読んでみて。
こんなもんだったのか(笑)
いやぁ、やっぱ大人の感性と子供の感性って違うんだなあ、とつくづく実感。
よく、大人目線で選んだ絵本とかは実は子供にはあまり評判がよくない、なんて聞くけど、そうかもそうかも。
大人が面白いからって子供もおもしろいわけじゃないし、子供が面白いからって大人も心から楽しめるわけじゃないのかも。
その成長段階にあった本というのがちゃーんとあるのよねえ。

子供の頃はそれこそ南極なんて遠い見知らぬ世界で、なにもかも新鮮だったけど、大人になると余計な知識が邪魔をして素直に楽しめなくなる。
昔は単純に「かわいい♪」と思ってた、ペンギンの足に人間が結んだ青い毛糸や鎖。
今では「そんなことして、鎖が岩場にひっかかって身動き取れなくなったらどうすんだよ(怒)ペンギン死んじゃうじゃんか」としか思えない(笑)

でもやっぱり、子供には私も読み聞かせてあげたいなあ、と思う。
あの頃の私みたいに、わくわくしながら聞いてくれたらいいんだけど。

「八月のかりゆし」

2008-08-28 17:45:23 | 映画
(2003年 日本)

悲しいかな、評判悪いっすよねえ・・・この映画。
世の中にはもっとひどい映画がごまんとあるし、そんなにひどくないと思うんだけどなあ。。。
やっぱあれよね、戦時中の様子をイラストで表現したあそこがちょっと低予算っぽいからね。

でもねえ。
斉藤さん好きとしては、やっぱり観て損はない。
いかにも斉藤さん、っていう曲や、へえ、これって斉藤さんなんだ。っていう曲。
とにかく、ちゃんと「映画音楽」してて、感動してしまった。
キジムナー役っていうあのぬぼっとした役どころはファンとしても
あってるのかあってないのか分かりませんが(苦笑)



しかも、あの村山さんが出てるんすよ。
あの村山さんですよ?!
どの村山さんかは見てのお楽しみですが、びっくりしました。

「ザ フライ2 二世誕生」

2008-08-28 17:37:17 | 映画
(1989年 アメリカ)

んー。やっぱり古い映画ってのはすごいねえ。


これはなんつっても、ハエってのが衝撃よね。
宇宙人なんかよりよっぽど身近で嫌われモノのハエ。
イメージしやすいし。

「魔性の肉体」

2008-08-28 17:34:59 | 映画
(1998年 アメリカ)

まんまとタイトルにのせられました(笑)

サスペンス?なんだけど、テンポもゆっくりだし、そこまで緊迫感無し。
邦題のもとになるようなシーンは、まあテレビではどれだけカットされたのか知りませんが(笑)、とにかくタイトル勝ちです(笑)

「ギルバートグレイプ」

2008-08-28 17:30:17 | 映画
(1993年 アメリカ)

公開当時からずーっと「見逃した」感をひきずってた映画。
ようやく見ました。

こんなに地味な映画だとは思わなかった(笑)
いや、いい映画なんですよ。
でも、結構評判になってたじゃないっすか。
だからもう少し一般ウケするような派手な映画だと思ってたんす。
ジョニデにレオ様だし。

これって、93年当時だからかなあ。
今、同じ題材でハリウッドが映画作ったらもっとスピード感あふれるグロ派手映画になりそうな気がする。
こんなにしっとり染みてくるような映画はできないんじゃ。
昔は昔でよかったよねえ。。。

ていうか、ジョニデがかっこよすぎです。
レオ様もかわいいです。
レオ様、この何年後かにはタイタニックなんだよねえ。
タイタニックなんかより、何十倍もいい仕事してるよねえ。

「カルラのリスト」

2008-08-28 17:24:10 | 映画
(2007年 スイス)

地図帳欲しい~
地球儀欲しい~

と思いながら見てた。
えーと、クロアチアにセルビア、サラエボ、バチカン半島って確かあのへんだったような、でもはっきりしねえや・・・みたいな。

昨今のアフリカブームでなんとなくアフリカのほんの一部だけど、世界の紛争をかじった気になってた。
でも、
世界には知られていない紛争がまだまだたくさんあるんだな、と思った。
ていうか、民族浄化って言葉、怖すぎるんですけど。

人間が人間を裁くということは必ずどちらかにかたよらざるを得ないし、正義と一言で言っても何が正義かは人によって異なる。
いっそのこと宇宙人にでも裁いてもらったらいいんじゃないかと思ったりするけど、
結局その宇宙人の正義と人間の正義は異なるわけで、どこまでいっても堂々巡りだ。
神様に裁いてもらおうったって、その神様だって腐るほど存在するんだもん。
だから人間が、人間を裁くしかないんだよね~
人間が間違いを犯す生き物である限り、利己的な生き物である限り、そしてそれはおそらく未来永劫変わらない生物として持ち続けるエゴであるだろうから、
必ず誰かが裁かなければならない。そうやって社会の秩序を維持しなければならない。
その危うさを認識しつつも。


仕方の無いことなんだろう。きっと。
人間って、なんなんだろうなぁ。


「光る眼」

2008-08-19 23:28:15 | 映画
(1988年 アメリカ)

チルドレンのそろいもそろった白髪が一番怖かった。
そんな中、デイビッドのくせっ毛はわずかながらかわいさを演出。

ていうか別に怖くは無いんだけどね。
眼が光るのもなんかありきたりだしね。
でも、見るからに異形のものを孕むよりも、見た目は人間、って方が確かに不気味さは増すね。うん。

「おやすみ、クマちゃん」

2008-08-19 23:24:18 | 映画
(2007年 ポーランド)

クマちゃんの声が意外にも野太いおっさんでびびった(笑)

和みの人形劇。
かわゆいが、たしかにおやすみ~、な感じで途中一度しっかり寝てしまった・・・