疋田 学 ピアノ調律師です。

ピアノの調律 修理 消音装置取付 販売 など 自分の仕事について

ピアノの調律時に

2024-04-18 00:03:17 | 日記

 ようこそ いらっしゃいました

ハンマーの位置は アクションに 対して 

真っ直ぐに 付けられているとは 限りません

弦に 対しては 出来るだけ 

真っ直ぐに しているようです

ですから 弦が 交差している部分の 

ハンマーの 植え付け角度を 見ますと

全然 違うのです

初心の時 お客様から 指摘された事が ありました

「弦に対して」の角度ですので

アップライトピアノの場合 低音部は かなり 角度が付いています

調律師としては 当たり前の事ですが

お客様からすると 私も 若かぅた性ものあり

抗議された感じでした

今でしたら 「そういうもんです」と 安直な回答でも 

納得して 頂けるのかもしれませんが

その頃は そんな余裕もありません

一生懸命な 説明が かえって 御不信を 抱かれたのかもしれません

「傾いた ハンマー角度」

これは 当たり前で 済まないかもしれません

アップライトピアノの場合

動く前の状態は ハンマーレールクロスに 置かれます

その際は 問題無いのですが

可動時には フレンジの低音部側に 荷重が掛かると 考えられ

フレンジブッシングに 負担が 掛かる と推測され

センターピンの交換時 フレンジ左右の 不均一が 見られます

そして センターピン抜けが 起きる場合もあるのです

ハンマーが ジャックの 力が 伝わっている時と 

弦への打弦後の 反動の力が やはり フレンジに 負担を掛けるのでしょう

等と 調律時に 考える時もあるのです。

 ピアノは 調律と各種調整・点検が 必要です

  部品の消耗・摩耗・劣化・破損等で 修理が行われます

 📱 090-8779-3496

 ピアノが 楽しく弾けますように!

ピアノ調律師 疋田 学(ひきだ まなぶ)♩

 

   

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« センターピンのトルク | トップ | ピアノの 音量に変化が »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事