兵庫 西宮神社で“福男選び”
1月10日 7時37分
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商売繁盛の神様で、「えべっさん」の愛称で知られる兵庫県西宮市の西宮神社で、
一番乗りの参拝を目指して参拝者が本殿まで一気に駆け抜ける、恒例の「福男選び」が行われました。
「福男選び」は、商売繁盛を祈願する「十日えびす」の恒例行事で、江戸時代に始まったとされ、
本殿にいち早く参拝した人がその年の福男として認められます。
ことしはおよそ4500人が参加し、このうち、くじ引きで選ばれた108人が神社の門に最も近い場所で開門を待ちました。
午前6時、太鼓の音を合図に神社の門が開かれると、
参拝者たちは本殿までのおよそ230メートルを一気に走り抜けました。
最も早い「一番福」になったのは、兵庫県尼崎市の高校3年生、土井雄登さん(18)で、
土井さんを含めた上位3人がことしの「福男」に選ばれました。
土井さんは、「頭の中が真っ白です。思い出作りで参加し、自信はありませんでした。
一緒に参加した友達と喜びを分かち合いたい」と話していました。
このあと、本殿の前では福男3人による鏡開きが行われ、
参拝に訪れた人たちが福にあやかろうとお神酒を受け取っていました。
高校生は酒飲めへんやんか・・・