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潜入取材、これが世界最先端の火力発電所だ! 驚異の熱効率誇る「仙台火力発電所」のヒミツ

2011年02月27日 16時36分40秒 | ニュースの感想

日本の最先端技術と言えば数え切れないほどあるでしょう~しかし追いつけない追いつかれない技術の1つにはインフラ設備とその安全性、実績には~私達日本に住んでいながら一番知らないのでは・・・・・

 

2010年3月31日 発行

http://www.mhi.co.jp/power/news/story/20100331_01.html

M701F4形ガスタービン初号機が仙台火力4号機で試運転開始

 50Hz向け最新鋭機であるM701F4形ガスタービンの初号機試運転が東北電力向け仙台火力発電所4号機で開始されました。

 2009年2月10に初着火した後、定速回転数に到達しました。2月18日には多数の関係者を招待してタービン起動式典が行われました。
 同設備は液化天然ガスを燃料にした高効率の一軸コンバイドサイクル発電設備で出力は446MW。3月に発電を開始して7月に営業運転開始を予定しています。M701F4形ガスタービンはプラント発電効率が約58%を超える最新鋭機で、世界のエネルギ-・CO2問題に大きく貢献することが期待されます。

 
 
東北電力仙台火力発電所4号機 東北電力梅田副社長によるタービン起動の儀

以  上

 

潜入取材、これが世界最先端の火力発電所だ! 驚異の熱効率誇る「仙台火力発電所」のヒミツ

2011.2.27 07:00

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110227/bsd1102270701001-n1.htm

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システム自体は驚くほど大きくはなかった=宮城県七ケ浜町の仙台火力発電所4号機

 日本三景のひとつ、宮城・松島。息をのむような景色の中に、昔の蔵屋敷を連想させるような建物が謙虚にポツリと立っていた。東北電力が稼働させている仙台火力発電所4号機。見た目は地味だが、世界レベルの技術を駆使して作られた優れものだという。ホントかな!? 東北電力の方々に丁寧に案内されながら潜入取材を試みた。

 4号機とはいうものの、1,2、3号機があるわけではない。120メートルの煙突をもった先輩機は、4号機の建設とともに任務を終えて解体された。新型機を建設しながら、先輩機を撤去する同社初の「リプレース工法」で建設された。

 航空法では、60メートルを超える建造物は航空機が視認できるように赤白などの目立つペイントを施さなければならないため、先輩機は松島の景観に少し邪魔だったという。4号機は最も高い排気口が59メートルのため、「まことちゃんハウス」のようなペイントも不要で、「かやぶき屋根に白壁を意識して建設された」(木幡育生所長代理)という。

 いざ、中へ。意外と小さい建物のなかには、体育館ほどの空間が現れた。その真ん中に芋虫のような物体が出現したが、びっくりするほどでもない。

 これは「コンバインドサイクル発電プラント」と舌をかみそうな名前がつけられた発電施設で、発電機、蒸気タービン、ガスタービン、排熱回収ボイラーが仲良く手をつないだように並んでいる。

この一角に、最先端とはほど遠い、神棚がひっそり飾ってあった。案内していただいた職員の方に聞くと、「先輩機の時代からあったが、いつ祀ったかは分かりません」と笑いながら説明してくれた。神頼みではないだろうが、安全のためには、やっぱり神様にも頼りたいのだろう。

 どこが世界レベルかというと、2つのタービンを同一軸に並べたことにより、熱効率58%という数字をたたき出した。熱効率とは原料をどれだけ電気に代えられたかを見る数値で、世界広しといえども、60%超えたプラントはないとか。

 これだけのシステムだが常時監視しているのは2人だけ。まったく手がかからない“よい子”なうえに、先輩機3機分に迫る電力量を、ひとりで稼げる働き者なのだ。100万都市・仙台の約3分の1をまかなえる44・6万キロワットを発電できるという。

 感心しながら屋上にのぼると、目の前に松島のすばらしい風景が目に飛び込んできた。目の前を観光船がのんびりと島巡りへ出て行った。悠久が作り出した光景と、今見たばかりの世界に、ギャップを感じたのは私だけだろうか。



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