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諫早では民主党に投票する人はほとんどおらんでしょう (記事抜粋)

2013年07月08日 00時09分05秒 | ニュースの感想

民主王国・長崎の凋落 元凶は菅元首相の「諫早ギロチン暴走」

2013.7.7 23:39
 
 
 

 かつて民主党が衆参6議席を独占した民主王国・長崎。

その後連敗を重ね、残るは参院長崎選挙区(改選1)に出馬する大久保潔重氏(47)だけとなった。

なぜオセロゲームのように自民党に議席を奪われていったのか。

そこには菅直人元首相の諫早湾干拓事業開門問題での対応に代表される

場当たり的かつ独善的な政権運営があった。

大久保氏は最後の1議席を死守すべく民主党の再生を懸命に訴えるが、

一度離れた民心を取り戻すことは容易ではない。

 

 「民主党をみなさまとともに歩む政党に生まれ変わらせたいんです。

安倍晋三首相の経済政策が庶民の財布からお金を吸い上げることにならぬよう歯止めをかけたい…」

 

 大久保氏は7日夕、諫早市中心部の商店街で街頭演説し、聴衆300人(陣営発表)に切々と訴えた。

イケメンの細野豪志幹事長が登場すると女性スタッフが「ご覧ください。

この素敵なシルエット!」と絶叫。細野氏は「大久保さんはすごい。

地元長崎県、諫早市のためにあらゆる努力をしてきた。

新幹線長崎ルートも大久保さんが頑張ったから着工できたんです」と持ち上げた。

 

 だが、聴衆はどこか冷ややか。

二人とも地元の最重要課題である国営諫早湾干拓事業について触れずじまいだったからだ。

 

諫早湾干拓事業をめぐっては、佐賀県の漁業者らが

「平成9年の潮受け堤防閉め切りにより漁業不振を招いた」として訴訟を起こし、

福岡高裁は平成22年12月、5年間の開門調査実施を命じた。

 

 開門されれば、農業用水に海水が混じり、農産物の被害が懸念される上、

住民は再び洪水被害に苛まされることになる。地元は必死に上告を求めたが、

民主党の菅直人首相(当時)は耳を貸さず、上告せずに判決を確定させてしまった。

 

 これに長崎選出の民主党衆参議員は激怒した。

故西岡武夫前参院議長は「開門を強硬するならば排水門にへばりついて頑張る」と「菅降ろし」の

狼煙を上げたが、志半ばで死去。

諫早で生まれ育った大久保氏も23年1月の党両院議員総会では、壇上の菅氏にこうかみついた。

 

 「上告しなかったのは間違いだ。県連の声も当事者の声も無視しての独断。

これが本当に政治主導か。

地元では民主党政権は大丈夫かと言われている。首相は責任が取れるのか!」

 

それからは長崎選出の民主党議員は地元でおわび行脚の日々。

山田正彦元農水相らは最後は党を離れたが、先の衆院選で全員落選してしまった。

 

 一人残された大久保氏はなお責め苦を受け、苦悩の日々を送る。

開門期限は12月21日午前0時に迫り、地元では開門阻止運動が激化している。

自民新人で元長崎副市長の古賀友一郎氏(45)も諫早出身だけに逆風はなおさら厳しい。

 

 ただ、安倍政権も司法判断には逆らえず、林芳正農水相は

「高裁判決に従い、開門するしかない」との立場をとっているため、

古賀氏も正面切って「開門反対」を唱えていない。

それだけに大久保氏も細野氏も菅氏の“暴走”を素直にわび、

「開門反対」で気勢を上げれば、流れは変わったかも知れない。

 

 細野氏の演説を聴いた無職、中村広一さん(66)は

「長崎新幹線も福祉も大事だけど、大久保さんは開門反対派なんだから、

そこをちゃんと言わないと理解は得られないと思うよ」。

市自治会連合会の芦塚末光会長(74)は「地元に説明もなく暴挙に出た菅氏にはみんな怒っている。

諫早では民主党に投票する人はほとんどおらんでしょう」と突き放した。



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