残念ながら無くす事は出来ません。
ヒューズの働きをそのままにして電気の流れを良くするには・・・
有り余ってしまう電気が帯電します。
銅線→ハンダ→金属→隙間(接点)→金属→ハンダ→アルミ→ハンダ
→金属→隙間(接点)→金属→ハンダ→銅線と流れていきます。
金属、ハンダ、アルミの導電抵抗が違います。
電気が帯電し次から次に流れて来る電気の障害になっているから・・・
化学を導入し帯電を拡散させる事で安定した電気を流す。
体感は、従来電気の流れが帯電により邪魔されてた!!
私はそう捉えています。
車のヒューズから取れる電源容量。限界は何アンペア?
https://www.diylabo.jp/column/column-249.html
車のヒューズボックスは、比較的アクセスしやすい所にあり、電源の取り出し先として超定番。
ここでの必要アイテムはヒューズ電源だ。まずはヒューズ電源の取り出し容量について解説。
そこがわかると「限界アンペア数」が、理論的にわかる。
ヒューズから取り出せる電源のアンペア数は明確
前回はシガーソケットからの電源取り出し容量を解説しましたが……
DIYラボ レポーター:イルミちゃん
今回はヒューズからの電源取り出しについてです
アドバイザー:DIYライフ 藤本研究員
ヒューズボックスから電源を取る、というのは、シガーソケットの次に多い位の定番コースです。
そうですね。余計なところをバラさなくても電源が取れるのが、ヒューズの利点ですからね。
ヒューズボックスは、どんな車でもわりと簡単にアクセスできる場所にある。
ここで必要になるのが「ヒューズ電源」と呼ばれるアイテムで、定番はエーモン製です。
ヒューズにはいろいろなアンペア数があるので…
ヒューズ電源にもいろいろなアンペア数がある
セレクトショップDIYライフでも販売している「エーモン製ヒューズ電源」
ヒューズ電源は、おおもとのヒューズのアンペア数に対して、それよりも少ない、
マージンを取った電源取り出し容量が設定されています
█ エーモン製ヒューズ電源を使って取り出せる電流量
交換するヒューズのアンペア | 電源として取り出せる量 |
---|---|
5アンペア | 3アンペア |
7.5アンペア | 5アンペア |
10アンペア | 5アンペア |
15アンペア | 5アンペア |
20アンペア以上 | 10アンペア |
-
10アンペアヒューズから、10アンペア取るわけではないんですね。
-
それは取り過ぎですよね。元の純正の電装品に供給する分もありますから。
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あ、そっか。
だから控えめな取り出し容量になってる。 -
そうなんです。
-
ヒューズから取り出す電源量はどう決まっているのか?
-
あれ?
ちょっと待った! だとすると…… -
なにか疑問でも?
-
15アンペアのヒューズから、5アンペアの電気を取り出して、実際に5アンペア分
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使ったとするじゃないですか。
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ふむふむ。
-
元々の純正の電装品の分と合わせたら、合計で20アンペア流れて、15アンペアの元ヒューズが飛びませんかね?
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あー、その疑問ですね。そこは純正でマージンが取られているから、そうはならないんですよ。
-
マージンって?
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ようは15アンペアのヒューズが入っている回路に、実際に15アンペア近い電気が流れているわけではないってことです。
-
ほー。
-
この場合は、実際に流れている電流は5アンペアかそこらという想定があります。
-
その根拠は?
-
回路設計的に、約3倍程度のマージンは見ているだろう、ということですね。そこからの逆算です。だから15アンペアヒューズから5アンペア取り出している。
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では10アンペアなら、実際に使っているのは3〜4アンペア程度だろう……という想定。
-
そういった想定があるから、エーモンのヒューズ電源にしても、10アンペアヒューズから5アンペア取り出す仕様になっているんですね。
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そんな考え方で、取り出す電源の量を決めていたんだ〜。エーモン製品に詳しすぎる。藤本研究員、エーモンファン!?
純正回路はマージンがある。だから「その分はもらってもいいだろう」……というのがヒューズ電源の設計思想です
✔ ひとくちメモ
仮に合計15アンペアに達した場合、ヒューズ電源の根元側のヒューズが飛ぶ。つまり純正が想定している、15アンペア以上は流れないようになっている。15アンペアヒューズとしての基本的な役割は継承されているわけだ。-
ということは、けっきょく、ヒューズから取り出せる電源の容量は……、
-
3〜10アンペアですね。これはヒューズ電源に付いている、後付けのヒューズのアンペア数とイコールです。
-
つまり、ヒューズからなるべく大きい電源を取りたいのであれば、20アンペア以上のヒューズを狙って、ヒューズ電源と交換すればいいのです。
-
そうすれば、最大10アンペアということになるのか〜。
DIY Laboアドバイザー:藤本壮啓
某カー用品メーカーに長年勤務し、車業界にDIYを広めた伝説の広報マン。現在は独立して、
DIY用品を扱うセレクトショップ「DIYライフ」を設立。単なる製品の宣伝トークではない、
DIYユーザー側に立ったアドバイスが持ち味。通称「フジモン」。
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