ボクシングのトリプル世界戦で、WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が

階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)

1回戦で元WBAスーパー王者で同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と対戦。

V4を狙うWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が

同級5位ミラン・メリンド(30=フィリピン)と対戦。


WBA世界スーパーライト級王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)は

同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)を判定で下し初防衛に成功した。


WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ


王者拳四朗(26=BMB) 7回TKO 同級5位ミラン・メリンド(30=フィリピン)

【7回】 手数の落ちたメリンドに対し、拳四朗が優位に試合を運ぶ。

1分30秒過ぎにワンツーからの右ストレートがボディーにヒット。

メリンドの足が止まったところを連打で畳みかける。


メリンドの左目上の出血が激しくなり、試合がストップ。続行不可能でドクターストップとなり、

拳四朗がTKOで4度目の防衛に成功


【6回】 50秒過ぎに拳四朗の右アッパーがメリンドの顔面にヒット。ひるんだメリンドに

拳四朗が連打で畳みかける。右カウンターから再び右アッパー、右フックがメリンドの顔面にヒット。

前にようとするメリンドの動きも左ボディーで1発で止める。メリンドが左目の上から出血


【5回】 距離を保ちながら、拳四朗が手数を増やし始める。

2分30秒過ぎ、右ストレートがメリンドのボディーを捉える


【4回】 メリンドがさらに距離を縮めようとするが、拳四朗が懐に入らせない。

2分20秒過ぎに拳四朗が放ったワンツーがメリンドを捉える。終了間際に拳四朗がメリンドの

顔面にパンチを集める。4回終了時のジャッジは39-37で3者とも拳四朗


【3回】 シャブで距離を保つ拳四朗。なかなかパンチがヒットしないメリンドが距離を縮めにかかるが、

拳四朗がしっかり距離を保つ


【2回】 20秒過ぎにメリンドが遠い距離から踏み込んで大きな右フックを浴びせる。


【1回】 拳四朗が左ジャブで距離を測りながら動く。メリンドが何度か懐に入ろうとするが、

拳四朗が慌てずさばく

1回、メリンド(右)にジャブを放つ拳四朗(撮影・滝沢徹郎)
1回、メリンド(右)にジャブを放つ拳四朗(撮影・滝沢徹郎)

WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ(WBSS1回戦)


王者キリル・レリク(28=ベラルーシ) 判 定 同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)

12回、ドロヤノフスキー(右)を判定の末に破り、ガッツポーズするレリク(撮影・浅見桂子)
12回、ドロヤノフスキー(右)を判定の末に破り、ガッツポーズするレリク(撮影・浅見桂子)
12回、ドロヤノフスキー(左)と激しく打ち合うレリク(撮影・浅見桂子)
12回、ドロヤノフスキー(左)と激しく打ち合うレリク(撮影・浅見桂子)

WBA世界バンタム級タイトルマッチ(WBSS1回戦)


王者井上尚弥(25=大橋)       同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)

【1回】