朝帰り。
活火山の肩を濡らす2月の雨は寒いね。
コートの襟を立て、傘を深めにさして駅から歩く約4分。
なにやら<演歌>の歌詞の世界か?
今朝の状況は、この4分がやけに長く感じられる。
自宅に戻るやいなやトイレに駆け込み、用をたしながら郵便受けから取り出してきた、防水フィルムで包装されていた朝刊に目を通す。
<防衛省 北ミサイル迎撃検討>
<MD導入後 初の実運用へ>
<米軍、撃墜に自信>
なにやら、開戦前夜の勢いだ。
前回のテポドンの時は、海自イージス艦にSM3が装備されて無かった事を思えば、これは大変な進歩だ。
これで、今盛んに取り沙汰されている、某国のテポドンが実際に海自のSM3で迎撃されれば、あるいは政局の流れは一気に変る可能性大だ。
誰かがこのシュミレーションで、その実現のために、社会党ではなかった社民党?経由で某国の将軍様に渡りを付けていたなんてシナリオが書かれていれば、これは最高の一大政治エンターティメントになるのは間違いない。
その作品は、やがてTVドラマになり、さらには映画化される。
そして、総選挙。
結果は現政権の圧勝。
されど、参院の野党の優位性は最低2年は変らず、下手をすれば現状のネジレ現象はあと5年は続く。
腹に据えかねた政権は、国民投票で憲法改正し、参院廃止の方向へ。
タマを抜かれた労組や革新団体、さらにはアホボケし社会的意識を去勢された学生達は、この過程をポテトチップスを食べながら、テレ朝ニュースステーションやサンプロで眺めているだけだ。
ついには某新聞だけが、正義感を全面に出し論陣を張るなんてぃ不届きなことを考えてしまった。
反省!
なんとなく、ワクワクする。