難病と一緒に楽しい生活

CIDP追い出し計画

カウチポテトな徒然草

白骨街道

2010年04月25日 | 旅行
日本ではバンコクでの内紛が大きく報道されているみたいですが チェンマイはどこ吹く風、
暴動、内紛、しらんぷりで平和です。

 (イエローシャワ-/道路はこの木で真黄色です)

Nさんの車で金時イモの成長を見に再びクンユアム村へ行きました。
桑原先生と井原先生が夏休み(タイでは夏休み)で日本に帰っています、
その間の水やりはタイ人に謝礼をして頼んだらしいですが、全滅していました。
タイ人ちゅうは毎日水やる感覚がないのかね、とNさんの弁。

今日は600k走ったようです、
朝6時前に出て、帰って来たのは夜9時半でした。

北タイは日本のような山道は滅多にありません、平坦、直線がほとんどです、カーブの多い山道は危険だそうです。
で、前回同様、平坦な道をとってチェンマイから西へ向かいました。
メーチェムを通り、北をめざしました。
そしてクンユアム村へ、ここに着いたのは9時半ごろ。

3か所の慰霊塔を廻って掃除、お花、お線香をたむけました、
その後、予定外だったけれど、白骨街道を通ってチェンマイに帰ることにしました。

  (バニラの花です、もちろんバニラの匂い)

さらに北、ミャンマー近くのパーング・マ・パー そこから南下して→パイ →メーリム →チェンマイのコースです。

クンユアム近辺からパイ辺りまでが白骨街道です、
戦力輸送のために多くの死者を出しながら作った街道、橋が自分たちの逃げる道になるとは、軍服を着たまま白骨になるとは、
戦争はどこの国でも しないでください。

クンユアム~パイはメーホンソン県、北の方は首長族で有名なカレン族が多く住みます。
首長族に会うには観光施設にいかなければなりません、
かわいそうな首長族の女性、真下向けるのだろうか
普通の女性が改造されて、見世物にされてそれを見たがる私たち、
私はまだ見ていないけれど、複雑な気持ちです。

舗装された道路から けもの道みたいに枝分かれした道をいくつも見ることができます、、ここを登って山の中に入ると山岳民族のです、当然ですが観光客は入れません。

パーング・マー・パンのコ洒落たカフェーで1皿の食事代より高いコーヒーで一休み、
ここはほとんどリス族らしい。
ここは観光地らしいが観光の目玉は何なのだろう、
普通の何も無い村なのに、
やはりヤーバー(麻薬)? 根拠のない冗談です。




タン・プラー公園に寄りました、
ここは不思議な川です、
こちらの川は土が混じって茶色、日本のような透明な川はまずありません。
ところがここにあったのです。

洞穴の下に湧水がありその水が川に流れています。
魚が大きく太っています。
湧き出るところに重なるようにして集まって来る魚たちはさらに巨大です、
川幅が広くなっても湧水の流れの線に魚が集まっています。
Nさんが1年半前にこの水を持って帰りヘアピンを入れてみたところ、今でも透明だと言っています。
ここの町長に川の水を精製して売ったらええ、と言ったけれど全く興味を示さなかった、とNさんが言ってました。

私もペットボトルに入れて持ち帰りました、
そういえばペットボトルに入れてるのは私たちだけでした、

ここで2,3分、春1番みたいな風に2度ぐらい合いました。
これが大変なことになったのです。
  
道はまだまだ上り坂、
途中で日本兵が作った橋を見ました、
鉄橋で立派だけれど作ったときに何人の犠牲者が出たのだろうか。

道はさらにつずら折、昇り坂です、
片側に車がたくさん停まっています、皆、呑気に写真を撮っているところに出くわしました、
山道でイベント?市場?と思って対抗車線を走っていくと
先ほどの風でブッ太い木が折れ道路を塞いでいたのです、

うそ~
そこにたまたま、レッカー車が通りがかり、木を切断して通れるようになりました。
もし、レッカー車が通らなかったら、ここはタイ、復旧はいつのことだったでしょう。

快適に走っているとまた、渋滞
次は風でブッ太い松の木が倒れ電柱を直撃して高圧電線が道路をまたいでいたのです。
なんで~、こんなことが起きるの~、風が吹いただけなのに~

これこそ復旧は翌日かもしれない、
なんとドライバーたちが電線を紐で束ねて道路脇のポールに縛り付けて片側通行可にしました。
電気は流れていなかったんだよ! ね?!
ありがたいけれど危険です、
そういえばチェンマイは風で停電します。


パイに着いたのはすっかり暗くなってからです。
こここそ、ヤーバー(麻薬)愛好家が集まる所です。
小さな町にファラン、ヨッヨッ(白人いっぱい)と聞いていた。
日本人地区もあるらしい、
日本人おじさんたちは髪が長く、ダボダボ服を着てるとか、
チェンダーオのイベントで見かけたヒッピーおじちゃんたちはやっぱり~、ここから来たんだ。

  (開花時期はもう終わります)



道はずーと昇り坂、ガソリンの減り方が加速しています。
どこかで給油しなくてはいけないが山の中、スタンドがあるはずがないです、
店のおばちゃんが12k先にあるというので一安心、
ところが行けども行けども町の灯りが見えません。
何とかなるさ、行けるところまで行こう、
村がありました、そこの売店にNさんが車を停めたので、スタンドの場所を聞くのかなと思いきや
「これや!」と彼は一言、
ここが給油所だったのです。

子供のころ見たキリン型のポンプより素朴です。
お姉さんがドラム缶に付いたハンドルを手で回して圧力でガソリンを吸い上げ、量を確認してゴムホースみたいのから車に入れます。
ガソリンが入ったので車も私たちも元気になりました。




メーリムは象の病院のあるところ。
何年か前に鼻の短い小象、 義足の象をTVで見ました、
鼻の短かかった小象は元気に大きく成長しているらしい、
Nさんも詳しいことは知らないと言っていました。

暗雲苦難を乗り越えてチェンマイに到着しました。

今日中に着けるように助け舟が現れたのも兵隊さんのおかげだね、と
神がかり的なことは一切信じない私たち3人、笑ってうなずきあいました。


クワラルンプール便り

2010年04月21日 | 旅行
4月14日~18日のまでクワランプールへ観光に行きました。
飛行機でチェンマイから2時間半ほどで着きます。

あらゆる人種、あらゆる宗教が混在してる国だったのですね。
とりわけイスラム教のアラブ人たちの服装は異国情緒をふりまいていました。
スルタンみたいに足首まである上着を着てる男性、
短いひげで顔半分埋めてるような人たち、
目以外は黒装束で覆っている女性、
こんな黒ずくめの女性はトルコでもあまり見かけませんでした、
と言っても、トルコの場合は厳しい宗教の女性は街に出ないのかもしれない、

彼女たちはほかの宗教の女性をどう見ているのかしら。
視界が狭められて危険、マントのすそを引きずっているのでエレベーターも危険
外出先でお茶も飲めないでしょう。
そういえば夕立ちの時はすそをまくりあげていたので安心しました、マントの下はジーンズでした。

スカーフだけ頭に巻いている女性たちはスカーフと服の色バランスが見事です、
インド人のサリーもしかりです。
明るくきれいな色を着る彼女たちが美人さんに見えます。

KLは雨季に入ったのか、夕方に毎日スコールが来ました、
通り過ぎた後は涼しくなります、
チェンマイも早く雨季になって欲しいものです

チェンマイから出てきた田舎者の私はKLの清潔さに感心しました。
未来都市みたいに高層ビルがそびえたっています、
日本のゼネコンが建てたのかな。
似たような巨大なショッピングコンプレックスがたくさんあり、自分がどのビルに入ってっるのか分からなくなります、
シンボルのペトロナズ・ツインタワーもしっかり昇りました。

官庁街はイギリス統治地時代の建物、イスラム風建築が多く、絵になる地帯でした。
足が重くガニマタ+千鳥足みたいだったけど(他人にはどう見えているのかわかりませんが)足の疲れなんかに付き合ってる場合じゃないよ、とシャッターを押しまくりました、
ということは、私の足の症状は気分次第?…

マレー料理店はアルコールが置いてないので入れません、
中華や洋食店でマレー料理みたいのを食べてました、美味しかったです。
ここでも日本料理は人気がありました。

字ばかりで写真がないので読むのが面倒になってきた皆さん、
実は実はカメラをバッグの中に入れておいて、バッグごと盗まれてしまいました。
パスポートは無事だったので不幸中の幸いでしょうか。

場所はKLのタイムズスクエア、
自分の目の前のテーブルの上にバッグを置いてソフトクリームを食べながら振り返った姿でジットコースターを見ました、ビルの中にジェットコースターか、面白いね、写真を撮ろうとバッグを見たら消えてました。
回りは人でいっぱい、私の席も合席でした、人の目があると思って油断してました。
回りの人は私の形相にただごとではないと察し、捜してくれたけど、目撃者はいません。

スリは一瞬なんですね。
それから警察行って盗難証明書を書いてもらいました。
カメラは娘が誕生日祝いにくれた大切な物でした。

ソンクラーン

2010年04月13日 | 旅行
暑い暑い暑い
ベランダからたまに吹く風は熱風、
水道の水はお湯です。
外は発色してるような日差し、
西向きの部屋の人が38度だったと言ってました、
うちのエアコンも28~30度設定で十分です。
湿度がないせいでしょうか、日影はありがたい涼しさです。

13日から15日はタイのお正月です、
街中は13日~15日までソンクラーン(水かけ祭り)です、happyhappy 大騒ぎです。
昨日から始まっていました、道路のあちこちに水タンクが置いてありました、
タンクのそばに人がいると危険です、バケツで頭からかけられてしまいます。
かけられた人は怒っちゃいけないのです。

14日はいい事だけを言う日、いい事だけをする日なんだって。
水をかけるのもいいことなんだね、


どの大通りも人と水タンクを積んだトラックで渋滞してます。
路地でも水が容赦なく飛んできます。
年よりも子供も外国人も誰もかれもが水合戦、
水鉄砲とバケツ、これがソンクラーン2点セットと見ました。
 

ボクだって負けてねえよ~



ビザ延長の関係で14日から18日まで空路でクワラルンプールに行きます。
ブログはちょっとお休みです。


4月4日に撮ったうちのマンションの駐車場のパパイアです、日本に帰る日にはどうなっているでしょうか

ハイビスカスの垣根です


お花のカーテン
 
近ずいて行くと


立派なハスが街角に咲いてました。




くいだおれ

2010年04月05日 | 旅行
昼間は日差しが暑い、というよりは、痛いです。
そんな中、格安で種類が豊富なグランド・ビューホテルのビュッフェランチに行きました。
税込みで149バーツ(1バーツ、約3円)です。
11時30分に入って食べまくりました、
その後はロビーで牛のように まったりして、ホテルを出たのは4時半過ぎでした。
今回の私のお皿
   
緑の素麺?はチェンマイ(タイかな)のデザートです、クラッシュアイスの上に甘く似たさつま芋、ヤシの実、仙草ゼリー、色とりどりの着色素麺など好きなものをトッピングします、そこへおたまでシロップをどっぷりかけるとルーアンミットのできあがり~。
控えめに入れたつもりなのに、それでもこんな色具合です。
素麺はプチプチした食感です、
地元に愛されてるだけあってこの日差しに合う色、甘さ、ドンくささ、美味しさでした。
素麺じゃないのでお箸はNGですよ。



前にも書きましたが、クムユアンム村の小学校でソロバンを教えている井原先生が日本へ一時帰国するのでチェンマイに寄りました。
先日、井原先生たちとNさんの車で温泉に行きました、
Nさんの奥さんはタイ人で、日本語はほとんど喋れません。
笑顔とかたこと会話と身ぶり手ぶり、想像で家族のこと、服のことなど、女性ならではのタイ語会話を楽しみました。

タイの中年女性同士は知らない人でも友達みたいに延々とお喋りします。
日本国内では見られない場面です、
それぞれお国柄なのでどちらが云々は言えません。
言えるのはどこの国でも中年女性はエライ、です。

温泉に入った後は足マッサージです、ベテランさんに当たったので天国でした。
   熱い湯の流れる足湯です、タイ人がこんな熱い湯に入ることができるのかとびっくり、
というのはチェンマイ田舎では水シャワーですからね、お湯は出ません、はい。
ファラン(欧米人)たちはオーストラリア人です、足湯がオージーにもある?と聞いたらもちろんと言っていました、そうだったんですね。


今回浸かった湯船  温泉卵はここで作ります、
温泉卵も日本だけじゃないんだ

そしてビール
 こちらのビールは氷入りが主流です。
今や私は氷なしのビールはありえません、氷なしに出会うと「ナムケーン(氷)」と言ってしっかり注文します。

今はスイカがまずい時期だそうです、そしてマンゴーの甘さ全盛の時期らしいです。5月になるとマンゴスチンが出回るとか。

旬のマンゴーは甘さと酸味が絶妙です。
前にも書いたけれど、チェンマイではどうってことない果物なので1㎏30~40バーツです、
1㎏で約3個、つまり1個約30円
日本では1個3~4000円でしょう?

ここではりんご、ぶどうが高いです。
といってもたかが知れてますがね。

夫がゴルフ場で面白い実を拾ってきました。
羽つきの玉みたいで「ルーキアン」と言います、どうやって落ちるのかな