
出る杭は打たれる。
殆どの人は幼少期から少年期、純粋な心を持ち何が正しいか間違いか、学んで成長する。
大人になれば、その社会に順応する必要があるし生き方としては多少横道に外れても、気付けば修正しながら正しい道を生きる努力はする。
何が正しいか、
日常の中で礼節、道徳を踏み行って、次世代に良い影響を残していくのが大人の務めである。
が、
人の心には、魔が、存在する。
その魔は理性で抑制できるが、集団になると特に暴走してしまう。
一連の騒動が続いた一期なのなかで、こんなことまで、と、呆れるというかその幼稚性に驚いた一件がある。
地元出身国会議員を訪問の時、昼食がアルコール付きの軽い立食、進められるままにビールをコップ半分ほど、、。元来アルコール類は嫌いじゃないし、特に喉を潤したい時ビールの一口の美味しさは、たまらない。その感覚で頂いて、その後帰途に。
夕方なり、乗り換えの地元近くの食堂で夕食となった。
同席を勧められたが断り、離れたところで一人で食べることに、、。
解散場所に到着、我が家まで車で帰る。
我が家に到着して30分ほどすると、交番の警察官が、、。
地元で顔馴染みでもあるし何かな、と。
すると、
知らせが入ったので、アルコール検査をしたい、という。
議員から連絡入ったんですか?と一応聞く。誰からというのは関係ないです、、
若い、幼い子を持つ警官、いつもの穏やかな口調とは打って変わったその対応に、当然といえば当然だが、冷徹さが漂う。この変貌に、心が冷えてくるのを感じる。
マニュアルがあるのだろう、自分に非の無いように気を遣っていることがわかる。家に到着するまでの食事、アルコール摂取について尋問される。あの半分ビールから6時間は経っている、そのことを伝えた時、ガッカリしたのが伝わって来た。
そうか、手柄が欲しいのだから、ここは逮捕になった方が警官は喜ぶのだ。更に好感度の高かったイメージが全く反対になった。、、悲しい、、。
10分ほどしてもう一人若い警察官、そこで、アルコール度を調べることに、、。。当然ゼロ値。
「立場を弁えて、絶対飲まないようにしないと、子供さんが可哀想でしょう」と、、ゼロ値の残念さをせめてものプライドでカバーしようとする。
こちとらは、弁解の余地はなく、素直に分かりました、と。
二人が帰った後、議員達のこの仕打ちに頭に血が上りそうになったが、
あの時、もっと飲んでいたら、、、夕食時、誘われるままに飲んでいたら、、と考えると冷や汗ものではあった。
次の日、みんなの前に顔を出すと
鳩が豆鉄砲喰らったような顔して押し黙っている。
吹き出しそうだったが、
この非情な議員のすることに、更に警戒するようになった。
所詮警官は職に忠実、そこに温かい心を求めるのは無理なこと。
、
影に隠れて鼠取りしている姿、
バイクのおばさんの反則切符きってる姿、
若い純な青年がいつかは体制に組み込まれ
理不尽な思いを持ちながらもいつかは
染まっていくのだろう。
身内に警官職の者がいない事は、本当幸いだと、今は思う。
一人だと常識的でいい大人であっても
体制に組まれていれば、抑えられていた魔の心は
それに染まっていくのである。
一連の議会騒動で、先頭に立って私を積極的に貶めようとしていた人は実は、人の良い、夫であり父親である。
行き合えば悪いことをした自覚があるような、へつらってくるような何とも言えない弱い心のありようが伝わってくる。
。全国、地方議会がこのような人たちの集まりであるとしたら、議会は不要だと思う。
しかし、それは政府から地方までそのシステムが変わらなければ、更には住民の意識の向上、精神性の向上もなければ難しい。
世界の転換期を迎えているが、ここを乗り越えれば次世代は新たなシステムに変われるのでは無いだろうか。
その希望はある、、と感じている。
何故なら、いま宇宙レベルの転換期を迎えているから、、。
2021 7/11
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