このブログも秋に更新したままにしていたら、いつの間にか年も明け、春が近付いてまいりました
遅ればせながら、昨年11月に開催しました「第9回うちどくコメントコンクール」の優秀作品を紹介したいと思います。今回も市内小中学生の半数を超えるの5,883点の応募をいただきました また、児童生徒の応募率80%以上の学校が17校ありましたご応募いただいた市内の小中学生、ご家族の皆様、そして、ご協賛いただいた企業・団体、個人の皆様、後援の足利市・足利市教育委員会、そして、多大なるご尽力をいただいた学校関係者、PTA関係者の皆様に、心より感謝申しあげます。
年々、コメント欄にびっしり書いていただいた作品が多くなり、5000点超の作品全てに目を通さねばならない我々としましては、大変嬉しい悲鳴ですでも、それだけ皆様に我々の趣旨をご理解いただけた証と思い、有難く読ませていただいております。そして、今回もご多忙の中、早川尚秀足利市長と須藤秀幸教育長には優秀賞の選考をしていただき、心より感謝申しあげます。
受賞作品は以下のとおりです
そして、2月4日(土)に3年ぶりに表彰式を開催しました受賞者の皆様の晴れ晴れとした表情を拝見し、あぁやはり表彰式っていいもんだなぁと思いました。ご出席いただいた受賞者の皆様、学校関係者の皆様、ご来賓の早川市長、須藤教育長、教育委員の皆様、誠にありがとうございました。
最後に、今回、特別賞を贈らさせていただいた作品を紹介したいと思います。我々の「うちどく」に対する思いや趣旨を見事に体現されている作品で、メンバーが皆これを読み、「9年間続けてきて良かった」と胸を打たれました。T・Mさん、T・Hさん、今回ご応募いただき、本当にありがとうございました。
【著書名】「サリバン先生」北畠輝幸(集英社)
名草小6年T・Mさん「この本は、見えない聞こえない話せないという三重苦を持っているヘレン・ケラーと目の不自由なサリバン先生の2人のお話だよ。ヘレン・ケラーもサリバン先生も耳や目・口が不自由なのに、すごい努力家でまけずぎらいで素敵だなと思ったよ。お母さんは体が不自由だから、いつでも私にたよっていいからね。 」
保護者T・Hさん「私も、娘が自分の生き方を通じて生きる希望と勇気をくれるサリバン先生みたいに思えてきたよ。字が上手に書けなくなって『上手に書けないなら私が書くよ。』と言ってくれて、脳出血でたおれてから半年、体が不自由になってからいろいろやってもらえて、この本をよんだら、涙が出てきました。ありがとう。家読がなければ読まなかったです。」
どうぞ、これからも本を通して、足利市の各ご家庭でのコミュニケーションが増えて行くことを心より願っております