夜中だけれど、レギュラー化されて、あのアブない雰囲気を保てるかなぁ、と少し心配でしたが、杞憂でした。
妖しさ全開。登場するあらゆる「専門家」達も外見はいたって普通の人なのにどこか異彩を放っている。
なんだかんだとマイペースなレギュラー人。あと、なんだかスタッフが微妙にゲスい(笑)。
あらゆるスラム街を訪ねるゴンザレス。ご本人がああいう飄々としたキャラクターだし、胸が詰まり、辛く怖い現状だが、彼等にとってはそこが生活の場。我々と同じように日々を淡々と過ごしている。そこに入り込み、多少、・・・多少危ない橋を渡りつつ、彼等の内情を探っていく。
マンホール内に暮らす人々(マンホール内は暖かいかららしい)を探っていた時、そこの顔役、ボス、「ブルース・リー」。ブルース・リーか・・・。鎖を体中に巻き付け(後で判明。体を鍛える為らしい)、なんだか犬達に好かれている。・・・・・・なんだろう、怖いんだけど、ふっと気が抜けて緊張が笑いになる。松ちゃんがよく好んで使う言葉「緊張と緩和」。
ゴンザレスと同様、すでにレギュラー、奇界遺産写真家の佐藤さん。・・・・・もしかして、一番安心して見れる回かも知れない、佐藤さんの回って。だって、ちゃんと美しい風景と写真も見せてくれるし。ご本人マイペースで全くつかめないけど。・・・・・そしてアイスランドへ同行したディレクターが微妙にゲスくて笑える。
佐藤さんが自腹で購入した、佐藤さん所有のドローンなのに、どこでも「ドローン行きましょうよ!」行きましょうよって・・・。
神の洞窟でも、「ドローン行きましょうよ」(汗)。洞窟の中だぞ。佐藤さんの回には彼が毎回同行するといいよ。凸凹コンビ。
アメリカの極悪刑務所を渡り歩いてきた男、KEIさん。FBIのおとり捜査で逮捕され(映画のようだな)、刑務所に入ったわけだけど、向こうの刑務所は刑務所内で殺人が起きるという過酷な場所。・・・マジかよ。
漫画(ジョジョの奇妙な冒険「スター・オーシャン」編)を読んだ時に、結構金さえ払えばなんでもできるんだな、と思っていたんだけど、やっぱり本当なんだな。でも、なんだよ、携帯電話持っていた奴がいたって(笑)。
昔HIP HOPのアーティストって逮捕される人がいて、なぜか刑務所からインタビューとかあったな。次回作は、とか(笑)。
洞窟探検とか、RPGのファイナルファンタジーの冒険を思い描いた私の一瞬の油断を悔やむ(笑)。
とても入れるとは思えない穴に突然嵌り込む、入り込む。確かに洞窟っていっても入口は横穴とは限らない。中も横に続いているとは限らない。上に向かって下に向かって、水が湧いていることもあるし、そりゃそうだ。
未知の冒険を突き詰めるとこうなるんだ。狭い隙間をはいずり進んでいて、そこに落石とか、想像するだにゾッとする。ヘンタイだなっ。
彼は子供6人いて、大家族番組のオファーが来たらしい。そっち!?
レギュラー人も、よくこの3人を選んだなって感心する。絶対もう他に誰も足さなくていい。
最近普通の人になってきちゃったなって思っていた松ちゃんの(いや、常識的にはそれでいいんだが)、微妙にアレな部分が時々蘇る瞬間があって、ファンとしては嬉しい。
世界の少数民族を紹介する回で、アフリカの秘められた祭りで、男性を太らすのだけれど、口にするのはミルクと牛の血のみ。
牛の首筋にいきなり穴が穿たれ(!)、溢れ出た血を飲むんだけど、男性はもう受け付けないのか、2度吐いてしまう。
文字で書くとあれだけど、確かに衝撃的だが、緊迫した雰囲気ではなかった。
どうやらその吐いちゃった場面が、お腹に土を塗り付けてみるが、落ち着かずついつい、っていう感じがきたのか、松ちゃんがなんだかツボだったらしく、1人で笑っていて、後で2人に突っ込まれていた。
あ、なんか、昔の松ちゃんが顔を出している。・・・・・いいじゃないか、蛭子さんのような人だっているし。この番組でいろいろ刺激を受けていろいろ甦らしてもらえば。
このクオリティを保ってもらいたい。間違っても、時間帯は変えないで、やれるところまで行って欲しいです。