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維新する

2017-07-09 12:48:19 | お話
🍀🍀維新する🍀🍀


国や団体・組織を維新し、繁栄向上に導いていくのは大事だが

さらに大事は自己を維新することだ、

と安岡正篤師は言っている。

「宇宙人生は日々夜々創造変化、常に停滞することがない。

日に新たに日々に新なりというのが自然の相であるから、

停滞固定は造化に反する。

我われは、常に自己を新しくしてゆかねばならない」

維新とは絶えざる創造である。

その典型的な人として、安岡師がよく取り上げた人に蘧伯玉(きょはくぎょく)がいる。

『淮南子(えなんじ)』という書物に言う。

「蘧伯玉、行年五十にして四十九年の非を知る。

六十にして六十化す」

蘧伯玉は50歳になった時、それまでの49年の生き方を否定し、

50からまた新たな出発をした。

60になった時も60から新たな変化をした…。


では、絶えざる創造に生きるにはどうすればいいのか。

安岡正篤師の寸言に、そのヒントを探ってみる。


第一は、理想を持つこと。

「太陽の光に浴さなければ、物が育たないのと同じことで、

人間の理想精神というものは心の太陽なのだ。

理想に向かって、情熱を沸かすことは、日に向かう、太陽を仰ぐということだ。

これがないと、人間のあらゆる徳が発達ず、

したがって才智芸能も発達しない」


次は、学ぶこと。

「正しい歴史伝統に従った深い哲学・真理を学び、

それに根差さなければ、葉や花と同じことで、

四季に従って常に魅力のある生命のみずみずしさを維持していくことができない」


第三は自己陶冶(とうや)。

「最高の教育を受けた人も、その後の自己陶冶を欠いては立派な人間には成り得ない」


最後に、くさらないこと。

換言すれば、あらゆる艱難をはねのけていくバイタリティである。


安岡師の著『青年の大成』に勝海舟の話がある。

海舟の青年時代は、貧困のどん底だった。

飯を炊くにも薪がなく、柱を切って炊いた。

そんな暮らしを海舟は

「困難ここに到って、又、感激を生じ」

と日記に記している。

「困難ここに到って、又、神経衰弱を生じ」

では、
自己を維新することはできまい。


ガンジーの言葉🍀が思い出される。

「明日死ぬかのように生きなさい。

永遠に生きるかのように学びなさい」

生涯🌸を自己維新に生きた人の言葉🍀を胸に刻み⚡️、

私たちも自ら維新☀️する人生🍀を生きたい。😊🎵


(「致知」8月号 より)