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目に注射した(初体験)

2020年12月04日 18時53分09秒 | 健康
         目に注射した

2年位前(72,3歳ころ)から、左目が、物が歪んだり、中心部に黒いススみたいな輪が見えたりするようになりました。
それまでは、右目は裸眼で1.2、左目(強度の近視)は裸眼で0.03、コンタクトレンズ装着で1.2ありました。
自分では、白内障と思っていて心配してませんでした、
眼科を受信したところ、お医者さんは、それは「黄斑変性症」だと言われました
黄斑変性症については、たちの悪い眼病で、最悪は失明する可能性があること位しか知りませんでした。

  ※ アメリカでは、中途失明をきたす病気の第一位です。

  ※ 黄斑変性症の症状は、変視症、色覚異常、中心暗点、視力低下など  
          です。
     眼底の中心にある重要な器官の黄斑が、新生血管から血液の水分が
     出たり出血したりします。
     原因は、加齢、高血圧、肥満、喫煙、高脂肪食、太陽光(紫外線)、
     遺伝などです。
     眼底検査をすると、普通は黄斑部が平たんなのに、血液の水や血液が  
          漏れて盛上がっています。
          それで、視力障害が起きるのです。

      病状は、碁盤の線が歪んでみえるかでチェックします(アムスラー
     チャート)。
     患者数は、全国で約67万人位です。







黄斑変性症は、加齢性黄斑変性症と強度の近視による黄斑変性症があり、私の場合は、強度の近視による黄斑変性症ということでした。
強度の近視の黄斑変性症は、加齢黄斑変性症よりたちが良いとのことです。

鹿児島大学病院眼科
 かかりつけのお医者さんは、大学病院に紹介状を書いてくれました。
 大学病院に行くと、黄斑変性症だけのの診断日であり、その日に多くの患者
 さんが来ていました。
 鹿児島にもこんなに多くの患者さんがいるのかと驚きました。

手術
 簡単に言うと、薬を目に注射して黄斑部を治療するというものです。
 目に注射なんて、初めて聞きました。
 目が痛いのではないかなど、非常に心配しました。
 
 椅子に座り、看護婦さんが目を消毒し、麻酔の点眼をします。
 お医者さんが、薬の入った注射器で目に針を刺しました。
 目に針を刺された初めての感覚です。
 麻酔で痛みは感じなかったです。
 目はゼリーみたいなもので、丸いゼリーに注射針を刺すというふにゃふにゅ
 した感覚です。
 手術中でも、目は良く見えますので、針が入っていいく状態、針から薬液が
 流れ出す、薬液が水みたいに目の中で広がる、液のヒヤッとした感覚などが
 ありました。
 手術は、10分から20分ですぐに済みました。
 その日に帰れます

 注射の薬が高額でした
 一本が4万円です(高額医療免除で半額の2万円になります)。
 一回の手術では、効果がでないので、私の場合、2か月位後にもう一度手術
 をしました。
 一応、それで終了でした。
 病気が再発したら、再度手術の必要性があります。
 当日、受診した人は、10回以上目に注射をしたと言っていました。

 手術の成果
   目の中心部の黒い影が薄れ、真ん中から前が見えるようになりました。
   左目の視力(矯正で)が、0.02か0.03から、0.4から0.5位まで回復しま
   した。
   眼底の盛り上がり、血液の浸潤も収まりました。
   しかし、線が歪む症状は改善しませんでした。

 現在は、点眼薬と1~2か月毎に眼科を受診して検査を受けています。
 経過は落ち着いて、良好です。

  特にお伝えしたいこと
    私の場合は、発症して2年位放置していたので、治療が遅れたとのお
    医者さんの指摘でした。
    発症して、治療が早いほど直りが良いとのことでした。
    もし、私のような目の症状が出たら、早く眼科を受診して下さい。
    どの病気でも早期の発見、治療が一番ですので。



 


   


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