市民活動を記録する「六甲アーカイブ」を、ネット上でスタートさせました？

飛田です。以下、青丘文庫研究会月報に書いたものです。

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青丘文庫研究会月報 　　　２０２１年１１月３日

青丘文庫研究会　〒657-0051 神戸市灘区八幡町4-9-22 (公財)神戸学生青年センター内
TEL 078-891-3018 FAX 078-891-3019　https://ksyc.jp/sb/ 　e-mail hida@ksyc.jp
（　※神戸学生青年センターは2021年5月に上記に移転しました）
　①在日朝鮮人運動史研究会関西部会（代表・飛田雄一）
　　　②朝鮮近現代史研究会（代表・水野直樹）
郵便振替＜００９７０－０－６８８３７ 青丘文庫月報＞
年間購読料3000円。在日朝鮮人史研究関西部会会費、5000円／年（雑誌3冊を入手できます。）

＜巻頭エッセイ＞
市民活動を記録する「六甲アーカイブ」を、ネット上でスタートさせました？　　飛田雄一


　コロナがなんとか収まりそう？だ。このままいくと、リアル（対面）の青丘文庫研究会、そして久々の忘年会／新年会も開くことができそうだ？　ＺＯＯＭ研究会は、遠方からの参加も可能でいい面もあるが、やはり物足りない。
　今年5月に、青丘文庫研究会の事務局でもある神戸学生青年センターが移転した。50年近い場所で私には思い入れいっぱいのセンターで、寂しいが、新センターは阪急六甲駅から更に近いところだ。本部のウエスト100は、駅から西へ100メートル、分館のノース10は、駅から北へ10メートルだ。ぜひ、またご来場いただきたい。
　当然、書棚／倉庫にあった膨大な？資料の整理が必要となった。断捨離したものもあるが、できないものも多かった。こんなものが残っていたのかという「お宝」もあった。なかでも市民団体の発行したニュース／冊子は貴重だ。資料館／博物館を作って保存／公開するのがベストだ。が、なかなかそうはいかない。
　そこで、いま、堀内稔さんと進めているのが、「六甲アーカイブ」だ。堀内さんは、運動体のチラシ／ニュースも保存している。そして、それを順次、ＰＤＦファイルに変換している。今回のセンター移転で、断捨離できない貴重な資料も堀内さん宅に送り、ＰＤＦファイル化してもらっている。そして、テスト版「六甲アーカイブ」がすでにスタートしている。ほんとにテスト版でお見せするには恥ずかしいが、決意表明としてここで発表する。ホームページアドレスは、https://ksyc.jp/rokko-archive/。現在、メモ的だが、以下のように掲示している。実際に現在ＰＤＦファイルをはりつけているのはその一部だ。


■六甲アーカイブ■作成者：飛田雄一（HIDA Yuichi　e-mail hida(a)ksyc.jp）最新改訂　２０２１年７月２１日　※堀内稔さん（むくげの会）の協力のもとにつくるものです。
＜ホームページに冊子を貼る構想＞2021年5月1日　飛田雄一
●1 学生センターホームページに、センター発行の冊子をＰＤＦファイルで貼り付ける。（学生センターにかんしては、学生センターのホームページ　https://ksyc.jp/内に引っ越しするのがのぞましい？。）
震災後の被災留学生支援集会の資料集／「朝鮮語を学んで」シリーズ、何冊か／センター20年誌／センター30年誌／センター40年誌／センター40年、新聞記事集／淨慶さんの冊子／成川さんの冊子／大森あいさんの冊子／中村敏夫さんの本、2冊（以下、絶版になったということにして）／小池基信さんの本／佐治孝典さんの本／金英達、飛田雄一強制連行資料集　1990年版／八幡明彦『＜未完＞年表・日本と朝鮮のキリスト教100年』／その後、5冊／農塾の記録／有機農業ワークキャンプの文集ほか／食料環境セミナー／朝鮮史セミナー／現代キリスト教セミナー全記録（そのホームページアドレスを書くだけでもいい？）
●2 むくげの会ホームページにも同じように
むくげ通信／趙世煕小品集（以下、絶版になった？、として）／中国の朝鮮族　※これはやりすぎ？／朝鮮・一九三〇年代研究　※これもやりすぎ？
●3 神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者を調査し追悼する会
ニュース／資料集、高木さんほか作成／イラスト集、若宮さんら作成
●4 神戸港における戦時下朝鮮人･中国人強制連行を調査する会
ニュース／中国調査団報告集／韓国調査団報告集／副読本冊子　※これは、在庫があるがいいのでは？
●5 ベ平連神戸関係
アンポ神戸／他に、あるかな？
●6 阪神教育闘争関係
50周年集会冊子「忘れまい４２４」／その他、集会資料集？
●7 申京煥の会
証言集１／証言集２／証言集３／９，３０集会資料集／「自分の意志で帰りたい」
●8 神戸・南京をむすぶ会／各種冊子／
南京展、目録／南京展、報告集／各回のフィールドワークノート／報告書
●9 青丘文庫
「在日朝鮮人史研究の現段階」資料集／月報　※一覧表の頁をつくる／日韓合同集会資料集／関西、関東部会合同研究会資料集
●10 強制連行全国交流集会資料集／報告集（真相究明ネットはすでにだいぶ貼り付けている？）
名古屋／神戸西宮（10回分のうち、どのくらいあるかな？
●11 指紋押捺関係
金成日関係／梁泰昊関係、これは、資料集がないか？、裁判資料を載せるか？／林弘城関係、ニュースがある？／兵指共ニュース（※以下の段階に目次集をいれる？）
●12　東亜日報を読む会
●あと、神戸空襲を記録する会？／神戸ＮＧＯ協議会？
●●以上、アイデアをメモしました。飛田雄一


　だいぶ大風呂敷を広げたようだ。先日、同志社大学の院生が学生センターを訪ねてきた。１970年代に韓国から北朝鮮への亡命を求めて日本に密航した丁勲相の研究をしているという。センターの「お宝」のなかにベ平連神戸が作ったチラシがあったし、3センチ？の太さの公判資料集もあった。利用されることは嬉しいことだ。また同級生が1980年代の指紋押捺反対運動の研究をしているという。引っ越し後のセンターに「スキャン後廃棄」のダンボールに関連資料がけっこうあった。それを送ってスキャン（ＰＤＦファイル化）してもらうことになった。これも嬉しいことだ。この「スキャン後廃棄」のダンボールがまだ４、５箱ある。これは自分でするつもりだが、のぞいてみたい方は連絡をよろしく。そして、自身でスキャンしてＰＤＦファイルを送ってくれたら、非常に嬉しい。