
日下部羊 著
お医者様って 多才。
作家を兼ねておられる方の多いこと。
中でも 日下部羊さんは 箒木蓬生さんの次に気になる作家。
医療現場に身を置いておられるからこそ
実情を踏まえて 訴えてくれる内容は 迫るものがある。
今回の「老乱」は
介護される立場の心情 介護する立場の対応など
亡くなった父の介護を思いだしながら
読み続けた。
認知症ではなかったけれど
パーキンソン病に罹り 主人公に似た状態を過ごし
最期を送った父。
認知症は 治らない。
それでも 家族は 進行を食い止める為に
と、、、
お薦めの一冊です。